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[地球一周62〜64日目]サグラダ・ファミリアは工事中でした

やっぱり工事中なんだな・・・。バルセロナに来たんだ、と思ったのはサグラダ・ファミリアのてっぺんが見えた時。そこまではバルセロナ空港から普通のアパートが続きます。
トルコの空港で乗り換えをした時、トルコの男の子のパンの食べ方が普通に食べてるんだけど、何だかハムスターっぽく独特で可愛いなぁと思いながら飛行機へ。
トルコ航空はグルテンフリーの食事を事前に予約することができます。せんべいみたいなのが付いてた。また通常の機内食も本当に美味しい。野菜、フルーツとチキン・トルコライス?のお昼がお腹に染み渡りました。ありがたや〜
そしていつもと違っていたのが、機内での荷物の持ち方。男性であってもショルダーバッグを膝の上、もしくは目の前に置いています。周りの様子を随時確認する感じに緊張感を覚えた。
これは、なかなかハイレベルなセキュリティが必要そうだ。
もしや飛行機内からスリがいたりするのか・・・。なんだか視線を感じるおじさんがいて、私の歩行スピードに離れててもついてきます。結構急いで距離をとろうとしたんですが、ちゃっかりすぐ後ろに並ばれました。
あーマークされちゃったなぁと心臓ドキドキ。その場所から移動してもう一回、最後尾に並び直したら大丈夫でした。女性と二人組だったようですね。
ワクチン3回接種の証明書を持っていれば、入国は問題なしでした。入国審査もとくに何も聞かれなかったです。スーツケースをとる時も、あまり混みあってないところへ。タクシーですぐにホテルへ直行しました。

翌日はサグラダ・ファミリアへ。やっぱり向かうまでの道すがら、目つきの鋭い方々はおります。観光地はもちろん、ホテル内の朝食会場にまでいたりするというのですから、すごいですね。調べたら、入場料を払ってもそれ以上に成果をあげるということ。もうこれは、一つの会社みたいなものだなと。こちらとしても、それなりに対策をしないと逆に失礼だと思い・・・笑 バルセロナウォーカーという、現地で暮らしている日本人のサイト通りにやったら、全然近付かれなくなりました。基本はファスナー付きのバッグをななめがけにして、正面にして手で押さえるということですね。バルセロナウォーカー↓

https://kamimura.com/?p=40989

スリは学生や観光客を装っていたりする場合もあるらしく、確かにすごく綺麗な現地風の女の子達が学校行かず平日に歩いてたり、ガイドブック持ってるけど全然観光地見てないなぁというおじさん達がいたり。でもスペインのスリは「気づかれないようにする」というのが鉄則らしく、乱暴な感じの犯罪は少ないのが救い。
また目つきがやっぱり鋭く怖い感じなので、見られたら逆に見返すと、離れていきます。気づかれたらあきらめも早い。

と色々考えつつ、緊張しながらサグラダ・ファミリアへ。やっぱりステンドグラスの光の入り方が圧巻。なんだか涙やら感情やらが込み上げてくふものがありました。技術は分からないけれど、よく考えられていることが分かる。
スペインの空気や光や色やこの空間全てが計算され、作りあげられてるような。
エレベーターで塔の上まで上がり、実際に塔の中をぐるぐると狭い階段を降りていくのも面白い。
外側は彫刻が施されてて、複雑で、不思議な鐘の音が聞こえたりしてました。

p.s.スペインはこんな眩しいのに帽子かぶってる人が少ない笑 空港からホテルまでスタッフが親切。でもホテルで4時間以上うまく眠れないし、都市の匂いはゴミゴミしてて、疲れがとれにくい。よんなーよんなー。 
スペインはパンやチーズがすごく美味しい。一方コーラは買ったばかりでも甘さ控えめで酸がすぐ抜けたりしてるから、やっぱりアメリカの方が美味しい。その土地の水や空気がご飯には関係してるんだろう。

今日の音楽:ビヨンセ「Crazy in love」
オレンジが 見渡す限り バルセロナ


ひとりの人間の真摯な仕事は  おもいもかけない遠いところで  小さな小さな渦巻きをつくる           「小さな渦巻き」茨城のりこ