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2022年ミュージカルを無事終えて

皆さん、こんばんは。なんだか涼しい風が吹くようになりましたね。

先日、エステーのTOURSミュージカル「赤毛のアン」の千秋楽を迎えました。毎年、夏に全国公演をしているので、ツアーの終わりとともに私の夏も終わろうとしている…そんな感じがします。

様々な想いがつまった2022年のダイアナ役でした。この気持ちを忘れないために、そして来年のダイアナに向けて。少しばかり振り返えらせてください。

まず、今年も〈賢くて、友達想いで、おちゃめなところもあって、控えめなのに勇気もあって、素直にありがとうとごめんなさいが言える〉そんなダイアナ役をいただけたこと。

そしてダイアナの家族・友人に(いつも素敵なバリー夫人と、可愛い可愛いミニー・メイ、アンを始め、みんなに!)こんなご時世だけど直接会うことができたこと。

そして「あ!見覚えがある!」とつい客席を見てしまういつもの常連さん、身を乗り出してステージを見つめてくれる子供たち、私の演歌パートに笑ってくれるお客さんたち。(酔っ払うシーンは私の最大の見せ場でもあるので、毎回楽しみ)

念願のメンバーでの舞台、最後まで走り切りたいと、ただ、それだけでしたが。残念ながらお会いできなかった北海道と宮城の皆さま…

嬉しいとか悲しいとか色々な感情がまざりあっての、そんな夏でした。でもやっぱり、ハッピーな気持ちが強いです。特に、ミュージカルを見た人から応援や感想なんかをもらっちゃうと、じーんとしちゃって。

そしてここからは、裏話。私はとてもせっかちなので、公演終了後には猛スピードで衣装を脱ぎ、付け毛を取り、メイク落としでささーっと顔を拭き、大声で皆さんに挨拶をして1番に走って外へ出て次の公演地へ向かいます。

それでも新幹線のホームに着くと、いつもマシュウ役の越智さんが先に並んでいて「やぁ!お疲れ様!」と笑顔で涼しげに迎えてくれます。

汗だくの私は「??」…どんな魔法を使ったら、こんなに早くに着くのだろう?もう何年もこのバトルを続けてきて、とうとう!今年の千秋楽、越智さんよりも早くに新幹線の列に並ぶことができました。

越智さんの奥さんへのお土産のお顔のパックをお渡しして(ふふふ、やっと勝った!)心の中でそう思ったのでした。

最後にアン、ギルバートとの素敵な写真を添えて。

ダイアナ、また来年。グリーンゲーブルズでね。

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