〈如愿〉の歌詞

「如愿」がとても好きです。
歌唱も素晴らしく、歌詞も心に響きます。

まず、中国で歌詞の一番を聞いて、機械翻訳したとき、
「これは子供の頃の思い出の歌かな。小さな子供が親と歩いてて、守られてて安心してる。でも大人になった今では、その親はもういないのかな。愛された記憶があるから、未来に向かって歩いていける、と考えている」
と解釈しました。

次に、日本でフルバージョンの歌唱が聞けること、日本語訳もついていることに気づきました。
二番の歌詞も読むと、イメージが変わりました。もっと広く、開かれた、それぞれに解釈できる歌詞なのかもしれない。
日本語訳は、添翼さんがどう歌詞を解釈して歌唱しているかのヒントになってくれるかもしれません。自分が機械翻訳するものとはやはり違うので。

歌詞の日本語訳です。

【如愿】
あなたは遠い道です
山の霧の中のランプ
私は子供です
あなたの目で歩く
あなたは明月清風です
私はあなたの夢です
見ても見なくても一生あなたと抱き合う

そして私はあなたが愛する世界を愛します
君が望む笑顔が
私はあなたの手をつないでいます
明日に連れてって
もしあなたが私の甘さを苦しめたことがある
私はあなたの願いになりたい
無駄にしないで 勇敢に行きたい
この盛世の毎日

あなたは歳月の流れです
燃え上がる空
私は仰ぎ見る者です
君を歌にして
あなたは私が来たところです
それは私の心の場所です
世界のすべての道があなたと出会う

そして私はあなたが愛する世界を愛します
君が望む笑顔が
私はあなたの手ををつないでいます
明日に連れてって
もしあなたが私の甘さを苦しめたことがある
私はあなたの願いになりたい
無駄にしないで 勇敢に行きたい
この盛世の毎日

山河は無事花火は普通だ
でも君の望む眺めは
子供たちよ眠りなさい
あなたが愛するように
ああ

そして私はあなたの夢の再会を夢見ます
君が望む永遠に
あなたが歩いた長い道を歩く
こんなに愛してるよ
君の見ない世界にも会える
あなたが書いていない詩を書く
この空の月心の中の念
いつもそばにいて

あなたと約束して一生澄みきっている
あなたの若い顔のように

以上です。
最後の「与你相约一生清澈 (あなたと約束して一生澄みきっている)」は、打ちのめされるような文章だとわたしは思いました。

信仰を持つ人なら、神様のことを歌っていると感じるかもしれません。文化圏によっては讃美歌、ゴスペルを連想する人もいるかもしれません。この歌は「天を仰ぎ見る愛」を表現していて、とても美しいです。添翼さんの歌唱も想いが溢れていて、聴く人の心を震わせます。

作詞は唐恬さんで、「花开忘忧」 と同じ作詞家です。1983年生まれの湖南省出身の女性です。あっ、獅子座の女🦁だ。わたしも獅子座🦁

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