いろいろな歌詞

せっかく歌詞を翻訳しても、忘れてしまうことがあるので、ここにメモしておきます。

「光亮」
「女儿圈」
「菊花黄」
「东方之珠」
です。


「光亮」
海上一阵风吹起
白云涌向陆地
季风带走沙粒
四季 冷暖的交替
多鲜活的生命
又枯萎的痕迹
是奔跑中突然袭来的风雨
是黑暗中一根火柴燃烧的光明
也许你猜不透未知的宿命
像流星飞翔着它却不知目的
可是啊 我却 却愿意相信
最渺小最微弱最柔软最无畏的你
用尽了全力 努力地回应
再无边再无尽再无解总有一线生机
光亮你自己

(戏曲念白)
莫听穿林打叶声
一蓑烟雨任平生
畅音阁里终一叙
六百年一粟沧海一梦

可是啊我却 却愿意去相信
最渺小最微弱最柔软最无畏的你
用尽了全力 努力地去回应
再无边再无尽再无解总有一线生机
光亮你自己

(戏曲唱腔)
莫听穿林打叶声
一蓑烟雨任平生
畅音阁里终一叙
无论目的 最无畏的你
不向宿命 最无畏的你

(わたしの不正確な訳)
海から一陣の風が吹く
白い雲が陸地に近づく
モンスーンが砂を運んでくる
暖かさと寒さが交錯する四季
人生は鮮やかなものだ
枯れていく予感…
走っているのに突然、風と雨が襲ってくる
暗闇の中でマッチの光が燃える
運命を予め知ることはできないかもしれない
目的もわからず流れ星のように流れるだけ
でも私は信じたいと思っている
一番小さくて、弱くて、柔らかくて、そのくせ怖いもの知らずの君よ
努力して、答えてほしい
どんなに際限がなくても、終わりがなくても、解決策がなくても、必ず希望の光はあるから
君自身を照らす光が

(オペラ)
森の葉っぱを叩く雨の音に耳を傾けないで
霧と雨の人生
長陰閣の最終話    (←意味がわからず)
六百年、大海の一滴、夢

でも、私は信じたいと思っている
一番小さくて、弱くて、柔らかくて、怖いもの知らずの君よ
努力して、答えてほしい
どんなに際限がなくても、終わりがなくても、解決策がなくても、それでも必ず希望の光はある
君自身を照らす光が

(オペラ)
森の葉っぱを雨が叩く音に耳を傾けないで
霧と雨の人生
長陰閣の最終話
目的が何であれ、あなたは最も怖いもの知らずの人だ
運命に背を向けないで。あなたは最も恐れ知らずの人だ


ドキュメンタリー映画「紫禁城」の主題歌です。
歌詞の
「莫听穿林打叶声 一蓑烟雨任平生」
は、蘇軾の漢詩「定風波」からの引用です。
わたしが「高い声になるところが、中国っぽくて綺麗だ」と思った部分が、ここかもしれない?
美しいと思った発音も、漢詩の昔の発音なのかもしれない。中国っぽいというより、漢詩そのものだったのだろうか?
わからない…

引用された漢詩は、これです。


「定風波」蘇軾
莫听穿林打叶声,何妨吟啸且徐行。
竹杖芒鞋轻胜马,谁怕? 一蓑烟雨任平生。
料峭春风吹酒醒,微冷,山头斜照却相迎。
回首向来萧瑟处,归去,也无风雨也无晴。

(わたしの不正確な訳)
雨が森の葉っぱを叩く音を聞かず、歌いながら歩こう。
竹の棒とマンゴーの靴は、馬に乗るよりいい。
霧と雨を恐れることはない。
春の冷たい風が酒の酔いを吹き飛ばす。
少し寒いが、山頂にさす夕日が出迎えてくれた。
そして私が来た荒涼とした場所を振り返っても、もう風も雨も日差しもない。

「情景描写から人生の極意を語っている」という複数の読解を読みました。(日本の解説本ではみつからなくて、また中国語のサイトを読みました)

ニーチェのツァラトゥストラの「幼子」を例にして説明するサイトもありました…Oh…ニーチェ😵 西洋の思想でGODが出てくると、理屈は理解できても、本質まではわからないので、一回〝そっ閉じ〟した…

東洋の〝天〟は、心に自然に入ってくるので、考える前にわかります…



「女儿圈」
山一重呀水一湾
我家住在女儿圈
女儿圈里风景好
前有水后有山
山一重呀水一湾
女儿圈里女儿多
找不到男儿汉
清早起 没有人陪我玩青山
黄昏后没有人清我走水湾
山一重呀水一湾
我家住在女儿圈
女儿家呀怕成単
哪一天人团圆

(わたしの不正確な訳)
山は湾と同じように、水と同じように、重い
私は女の園に住んでいます
女の輪の中の景色はよいものです
前には水があり、後ろには山があります
山は湾と同じように、水と同じように、重い
女の園にはたくさんの娘がいます
男性は見つかりません
朝早く起きた日、緑の山で遊びたいのに、一緒に来てくれる人がいません
夕暮れ後、水辺へ行く道を誰も開けてくれません
山は湾と同じように、水と同じように、重い
私は女の園に住んでいます
女の家は一人なるのが怖いです
みんなは何の日に再会するのでしょう


男性の添翼さんが、女性の声でこの歌を歌ってくれると、自由を感じます。男は男らしく、女は女らしく、という既存の文化への〝カウンターカルチャー〟のように感じるからです。
(添翼さんの意図は、わたしにはわからないので、あくまでも聴き手の側の思いです)

「菊花黄」
菊花黄 犹如春梦场
胭脂泪 乱了我的房
九曲肠 谁又把谁遗忘
风雨中 那首歌在轻轻唱
菊花黄 廊桥幽梦一场
夜未央 午夜独倚寒窗
箫声响 谁解一片痴狂
月光凉 知否知否这衷肠
秋天里是谁 点亮了惆怅
落叶怎能 怎能掩住这忧伤
声声轻叹 心事与谁讲
心緖千百梺愛恨两茫茫
转眼间岁月 划过了脸庞
什么町候青染了秋霜
忘不了你旧吋的模祥
回头望 仿佛又回你身旁

(わたしの不正確な訳)
菊の黄色は春の夢の野原のようです
化粧を溶かす赤い涙で、部屋も荒れてしまいました
九曲肠      (←わからず)
誰が誰を忘れたのでしょう?
風と雨の中で、あの歌はそっと歌っている
菊の黄色、屋根付き橋の静かな夢
夜はまだ若い、真夜中の冷たい窓に一人
笛の音が引き金になった狂気を、誰が理解できるでしょうか?
月明かりは涼しい、この切ない気持ちを知っていますか?
秋の憂鬱を照らすのは誰?
落ち葉はどうやってこの悲しみを覆い隠すことができるでしょうか?
そっとため息をつく
この想いを誰に伝えればいいでしょうか?
何千もの感情、愛、憎しみ
時は瞬く間に過ぎ、私の顔を変えました
秋の霜に染まる街はどんな街なのでしょうか?
昔のあなたの姿が忘れられません
振り返ると、またあなたのところに戻ってきたような気がします


今年の5月初めごろに発表された新曲かな?
歌詞に〝胭脂泪〟が出てきて、李煜の漢詩を思い出しました。この詩と関連があるのかないのかは、わかりません。

「胭脂泪(相见欢)」李煜
林花谢了春红,太匆匆。
无奈朝来寒雨晚来风。
胭脂泪,相留醉,几时重。
自是人生长恨水长东。



「东方之珠」
让海风吹拂了五千年
每一滴泪珠
仿佛都说出你的尊严

让海潮伴我来保佑你
请别忘记我
永远不变黄色的脸

船儿弯弯入海港
回头望望沧海茫茫
东方之珠拥抱着我
让我温暖你那沧凉的胸膛

让海风吹拂了五千年
每一滴泪珠
仿佛都说出你的尊严

永远不变黄色的脸
请别忘记我永远不变黄色的臉

(わたしの不正確な訳)
海風を吹かせて五千年
すべての涙
それはあなたの尊厳を物語っているようだ

あなたを守るために波に身を任せよう
私を忘れないで
黄色い顔には決してならない

船は曲がりくねって港に入る
振り返ると広い海があり
東洋の真珠が私を抱きしめる
あなたの冷えた胸を私に温めさせて

海風を吹かせて五千年
すべての涙
それはあなたの尊厳を物語っているようだ

黄色い顔にはけしてならない
私の顔は永遠に黄色くならないことを忘れないで

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