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サイパン 珊瑚の産卵観察プロジェクト2021 第26話  知りたいこと次から次へとの話

こんばんは。

珊瑚の産卵プロジェクトのAKARIです。

二日もブログが遅延して申し訳ないです。

いつもの調査ダイブの燃え尽き症候群から、うっかり体調を崩しました。今年は、体調が優れないときは、とにかく休めとゲッターズ飯田さんに言われているので、休みました。

あ、ちなみにもちろん直接ゲッターズ飯田さんに言われているわけではなく、買った本の中に書いてあっただけですが。

さて、しょうもない日報はこの辺にして、大切なサンゴさんの日報を!

毎回の調査ダイブの翌朝更新のYumiko姐さんのダイビング報告書はこちらです。

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さすが、Yumiko姐さん。冷静かつ客観的で、それでいてワクワクさせる報告書ですね。

それに比べて、ワタシのこのブログはなんて感情的で突発的で…(-_-;)。

反省を込めて、今日はまず冷静に6月2日に観察したサンゴの正体をまずお知らせします。

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じゃじゃーん!コブハマサンゴと言います!

と言っても、これはジョンストン応用海洋科学研究所のドクターライザに聞いたんですがね…(`・∀・´)

サイパンのサンゴの研究所を今までJAMSさんと表記してましたが、あえて「ジョンストン応用海洋科学研究所」と書いた方が、めちゃカッコいい(°▽°)って気がついて、今回から突然変更しています。

そして、このハマサンゴの仲間は雌雄異体ということは、前回の調査で学びました。

前回は2日間、ハマサンゴの仲間の放精のみを確認しましたね。

去年は、ハマサンゴの仲間の放卵のみを確認していました。

そして、今回、ついに!!!コブハマサンゴの放卵&放精を同時に確認できたという快挙! 

では。。。なぜ、今までどちらか片方しか確認が取れなかったのか・・?

ここからは、あくまでもワタシの推論です。

このハマサンゴの仲間の放精&産卵の時間。。。めっちゃ短い( ゚Д゚)。

だから、去年や前回は見ることができなかったのかなぁ。

今まで見たミドリイシサンゴの仲間、コモンサンゴの仲間、ナガレサンゴの仲間のどの産卵時間より短い気がします。

これらのサンゴは雌雄同体でバンドルと呼ばれる精子と卵が入っているカプセルを放出して、パンドルが割れて他のサンゴの精子と卵と受精する。

しかし、今回のコブハマサンゴは雌雄異体でそのまま放卵・放精する。

こういうところも、産卵時間の長さに関係するのかなぁ?

サンゴ全体の約66%が雌雄同体・放卵放精型なのに対して、このコブハマサンゴのような雌雄異体・放卵放精型は約22%だそうです。

なぜ、少数派の道を選んだ種があるんだろう・・・?

うぉぉぉサンゴの気持ちが知りたい!!

誰かご存じの方がいたら、ぜひ教えてください!

ここまで読んでいただきまして、誠にありがとうございました。今日も右下のハートマークでサイパンおみくじをひいていってくださいませ。





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