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サイパン 珊瑚の産卵観察プロジェクト2021 第13話 下弦の月はパーティナイトの話

こんばんは!

珊瑚プロジェクトのAKARIです。

この1年の無職がたたり、3日間ナイトダイビングをしただけで疲れていたようで、昼寝のつもりが夜になってました・・・。めんぼくない。

ちょうど、昨日までなら夜の海が騒がしくなってくる時間。今日も何か起こっているんだろうねぇ~。気になるねぇ~。気になりますが、次の調査は5月31日までお預けです!

我々調査ダイバーたちは、ほぼ無収入の方が多いので、皆様の応援でこのプロジェクトは運営されております。大切になるべく効率よく、来年皆様をご案内できるべく使わないとね!

応援方法はこちらですよ!!オリジナルグッズの販売は5月8日までですよ!

ぜひぜひ、オリジナルグッズは限定販売なので、なくなる前にご購入ください!

さてさて、気になる昨日の調査最終日の様子です。

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この3日間で最少人数になってしまいましたね。やっぱり、平日の調査はなかなか参加しづらいですよね。

三日間タンクのサポートをしてくれたのはこの方、メイクシュアのスグルくん。

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おうちの事情でなかなか調査ダイブには参加できないけど、縁の下を支えてくれています。ありがたやーーーー。

暑い中せっせと我々のために、空気を詰めてくれていたわけです。おとーさんありがとう。

昨日は下弦の月当日のダイビングとなりますが、エントリー前の海はとっても暗かった。海も静かでした。

ま、調査ダイバーが減ったせいで、単に目に入るライトの光量が減って暗いと感じたとか、雑談のボリュームが減ったから静かに感じたという説もあるかもしれません・・・苦笑。ま、みんななかなか会う機会が減ったので、このチャンスに楽しくおしゃべりしまくってますからね( ´艸`)

エントリー直前にスーパーフィッシュのタカシくんと夜光虫がすごい!!ってハシャいでいたら、完全にみんなに置いて行かれました。

皆様、覚えてますか??この調査を始める前に一緒にお勉強しましたね!

下弦の月はの月の出は真夜中でしたね♪(写真右側が下弦の月)

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だから、月の光がこの調査ダイブの時間にはないので、夜光虫がよく見える!!

しかーし、この夜光虫は写真に写るレベルではないので、ワタシとタカシくんみたいにはしゃぎたい方は、ぜひ現地で一緒にキャッキャしましょう♪

さてさて、昨日の目的は『ハマサンゴの仲間の産卵』

だって、2日も連続でハマサンゴの仲間の放精を見ているんだから、産卵もどこかでしているはずだというのが道理。

なんとかそれを見つけようと意気揚々とエントリーしたのですが、前半はヤバいくらい静かで・・・あれ?これ明日のブログネタ大丈夫か!?と・・・。

しかし、夜の海は絶対に裏切らない。

これがこの珊瑚プロジェクト継続のモチベーションになっていると言っても過言ではないこと。

本当に見たことのない世界がいつもワタシたちを驚かせてくれるんですよ。

昨日は、マユキタワーでそれは起こりました。

なになに??マユキタワーって!?

はい、説明しましょう。今年の調査ダイブからHGDのマユキちゃんがラウラウビーチのエントリーロープ終わりくらいにライトトラップを設置してくれてるんですよ。

こんな風にライトを水面に向けて立ててます。

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それでダイビングの終わりくらい(だいたい1時間後くらい)にそこに集まったプランクトンとかを観察します。

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やっぱり、昼に見られない夜行性の生物には興奮しますね。(撮影・S2クラブ中丸店長)

んで、そのマユキタワーで昨日は大規模パーティが開かれておりました!

この虫、去年の調査ダイブでも出現したのですが、名前がわからないため『うんこ虫』なんていうたいそう失礼なニックネームで呼んでいまして・・・(;'∀')

でも、昨日は去年とは比べ物にならないくらいのうんこ虫パーティナイトでしたので、さすがにいつまでもうんこ虫と呼ぶには忍びなくて、今日はずっと各方面に情報を求めておりました。

結果、こちらのうんこ虫のお名前が「フサゴカイの仲間」ということが判明しました。

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確かに、フサが付いていますね!(撮影・S2クラブ中丸店長)

こちらは去年の写真(撮影・セルフィッシュ野々垣くん)

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毎日、新しいことが学べる『サイパンの珊瑚の産卵観察プロジェクト』この3日間で学んだことまだまだたくさんありますので、応援してくださっている皆様に余すところなくシェアしていきますので、また明日もブログに遊びに来てくださいね♪

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