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「パパはそれでいい」

2024年7月7日のお話し。
パパは最近、仕事と趣味に大忙し。
娘が「パパ〜これ見て〜!」と話しかけても
パソコンやスマホに夢中で、空返事。

虫の居所が悪い時は、娘の何気ない行動に対して
少しだけ当たりが強いこともあった。


その日は、家族で遊びに出かけた帰り、
ファミリーレストランによって、食事をして
帰ろう、という話になった。

道中、おやつを食べていた娘はあんまり
お腹が空いていなかったのか、
頼んだ食事にあまり手をつけず、残してしまった。
そんな娘に対してパパは、
「残すなら、頼むな。」「わがままな子やな」と
やや厳しい言葉を投げかけた。

その言葉に対して、娘は何やら言い返したそうな顔
をしていたが、言葉が見つからないようだった。
ムスッとして行動で表そうとしていたため、
私はこそっと娘に
「今はやめといた方がいいよ。パパ機嫌悪いからね」
とその場の雰囲気がこれ以上悪くならないように、
娘に我慢させてしまった。

入浴時、私は娘に対して謝った。
「さっきは、ごめんね。あんな事でパパ怒らなくて
いいのにね。でもね、あそこでママがパパに
言い過ぎじゃない?っていったらもっと悪くなるし、
さくらにも我慢させてごめんね」

そうしたら娘は、私の話した内容とは少し違う、
予想外の言葉を返してきました。

「パパは最近あそんでくれない」
「でも、それでいい」
「パパは自分の好きな事してるから、それでいい」

この言葉を聞いた時、娘を抱きしめました。

胎内記憶では、子供は、
ママを幸せにするために生まれてきた、と言われます。
胎内記憶研究の第一人者「池川明先生」のお話し会に
参加した際、幸せとは何か?というテーマで、
幸せとは、自分の好きなこと(やりたいこと)をする事
と言われていて、娘が言ってくれている事と同じでした。

以前、娘が私に対して言ってくれた言葉
「ママは、自分の好きな事したらいいよ」
「そしたらみんなが幸せになる」

そして、今回パパに対して思っていた言葉
「パパは自分の好きな事してるからそれでいい」

娘は私達の幸せを、一番に考えてくれているのです。
親が幸せに生きられるように、導いてくれている存在。
やっぱり娘はすごい。
たくさんの気づきを与えてくれます。

翌日、パパに娘が言っていたことを伝えました。

家族のために頑張って働いてくれているパパ。
いろんな事を考えてくれているパパ。
寝る前の時間に2人でじゃれあって、
爆笑している2人の声を聞くと、幸せな瞬間を
生きさせてもらっているな、と感じます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は「前世はぞうさん」です。


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