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レディオヘッドについて

レディオヘッドは1990年代から活動しているバンドです。
メンバーは1967年から1971年生まれ、冥王星が乙女座、天王星は乙女座か天秤座世代です。ヴォーカルのトム・ヨークは冥王星が乙女座、天王星天秤座です。

彼等は獅子座に世代天体が入っていない為、前の世代のような大スターとか、ロックのライフスタイルのバンドではありません。
(ロック的ライフスタイルの代表がローリング・ストーンズのミック・ジャガーです。また、マイケル・ジャクソン、マドンナも獅子座天王星でスターが輝いていた時代の人々です。)

レディオヘッドは優れたアルバムを沢山リリースし、素晴らしい演奏を大スタジアムやフェスティバルで行ってきました。しかし、派手なライフスタイルとは無縁です。ロックスターというより、知的なミュージシャンです。

私は、1990年代はあまり新しい音楽を聴いていなかった為、2000年ごろまで名前だけしか知らないバンドでした。
2001年ごろ久しぶりにロッキング・オンを読んだ時です、レディオヘッドのアルバムやライブが絶賛されていました。Kid AとAmnesiac、これらが新譜であり、非常に評価が高いので頑張って聴いてみました。
結果は、「いやー、年寄りはついていけんわー、ポストロックって大変だなあ。」となってしまい、その後は遠巻きにYoutubeで拝見するぐらいでした。でも、全ての音に透明感があって、きれいな録音のバンドだなあ、と思った次第です。また、「レディオヘッド」(RADIOHEAD)というバンド名は風格があり、ロゴの入ったTシャツを見ると、いいバンド名だとしみじみ思っていました。

その後、In Rainbowsというアルバムは絶対聴いた方がいい、2008年のライブは凄かった等々、色々な噂が伝わってきました。そして、2012年、米国のロックフェスでの彼らのライブのYoutube全曲配信を見ました。レディオヘッドのボナルーやコーチュラフェスでのライブは素晴らしく、遅まきながら、彼らの音楽がようやく理解出来たように思えました。感動しつつ、アルバムを全部遡って購入し、フジロックに行きました。自分が知っている限り、一番混んでいたフジロックのグリーンステージでした。一番後ろの山の斜面も立ち見で座ることも不可能な状態でした。天候に恵まれ、バンドの演奏は素晴らしかったです。今後の自分の希望としては、屋根のある国内の会場でFake Plastic Treesを聴きたいと思っています。

レディオヘッドのアルバム入門

In Rainbows ここから入ると聴きやすいと思います。
Hail to the Thief ギターロックです、いいアルバムです。
The Bends 2枚目のアルバムです、聴きやすいです。
OK Computer 1997年の傑作、グラミー賞にノミネートされました。
The King of Limbs 2012年のアルバム、意外と聴きやすいです。

Kid A, Amnesiac, これら2枚はポストロック、エレクトロニカというジャンルに近く、ポップス、ロックのフォーマットではありませんが評価は非常に高く、歴史に残る名盤です。

A Moon Shaped Pool 2016年の直近の作品です、好きな作品です。Burn the witchのMVが面白いです。

2019年にレディオヘッドはロックの殿堂入りをしています。賞のプレゼンターは彼らが影響を受けた米国のバンド、トーキングヘッズのデビット・バーンでした。実にいい人選だと思います。余談ですが、同じ賞を受賞した英国バンド、キュアーのプレゼンターはナインインチネイルズのトレント・レズナーでした。米国のロック、英国のロックが互いに影響し合って発展してきたことが良くわかります。レディオヘッドとデビット・バーンは先輩から後輩へ、キュアーとトレント・レズナーは後輩から先輩への祝辞となっていました。

レディオヘッドの公式Youtubeにはライブのフル動画、MV等全て無料で視聴可能です。ぜひ見に行ってください。

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