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ろくぶんぎ座とそのエリアについて

うみへび座の星座図を見ていると、うみへびの上に
いくつかの星座が乗っていることが分かります。
 
まず、コップ座が乗っています、
さらにはからす座、よく見るとろくぶんぎ座も上に位置しています。
ろくぶんぎとは、六分儀という天体観測のための機械です。
この星座は17世紀にドイツの天文学者ヘベリウスが設定しました。
実際は昔からウラニアの六分儀ともいわれていたそうです。
ウラニアは天文をつかさどる女神でした。
 
ヘベリウスは自宅が火事になり、愛用の六分儀が
消失してしまいました。
ろくぶんぎ座はうみへび座、獅子座といった
強い星座に囲まれているので消失した、と解釈し
この星座をろくぶんぎ座としたそうです。
 
ろくぶんぎ座は獅子座のレグルスの下方に位置し、
黄道座標はレグルスの近くです。
小さくて暗い星しかありませんが、興味深い星座です。
 
 

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