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【おすすめ】お風呂場のカビ対策2つ【5年もカビキラー不要】

こんにちは、ごつりです。

今回はお風呂場のカビ対策を教えます。

我が家は5年ほどカビキラーなど塩素系カビ除去剤を使わずにカビ一つ生えてないお風呂場をキープしています。しかし特別なことをしているわけではなく、だれでもできることを2つするだけの運用です。

注意:ここで言う「カビ」は黒カビのことであり、目に見えないカビ・胞子などはいないとは言えない状態であることを前提とします。

今回はそれを教えます。真似してね。

なぜカビが生えるのか

カビ自体はどの空気中にも存在するものです[要出典]。ただしそれが増えまくると見える形で現れてきます。

増える原因は 湿度栄養 です。

湿度

下記の図を見てください。カビは湿度が60%以上で発生し易いことが表されています。

湿度が40~60%の状態が、それらの発生源を抑制するのに適した状態であることがお分かりいただけるかと思います。

カビと温度と湿度と換気・・・のお話 – kinoieブログ (kinoie-niigata.com)

栄養

浴室に関係する要素として皮脂や石鹸カスなどがカビの栄養分(表現あってるか?)となっています。

シャワーで泡を流したり日常の風呂掃除は大事ですね。


カビ予防1つ目:お風呂のお湯は風呂から出るときに流す


これは湿度対策です。

連続でかわりばんこに入る場合や4,5時間のインターバルはある程度許容しますが、基本的に風呂から出るときお湯を流します。次の日に利用するなどすると、ためたお湯が湿度の元になり、夜間カビがワイワイするからです。

ただこれをすると「コスト面が~」と気になる方もいるでしょう。

ここでLDKの記事を引用します。

お湯が冷えて適温までの温度差が多いほど、追いだきにコストがかかります。冬の時季など完全に冷めているなら湯を張り直したほうが経済的ですし、衛生的です。

一方、少し冷めたくらいならもともとの水温が高いので追い焚きしたほうがお得です。

追い焚きと入れ直し、どっちがお得? 今日からできる洗面所の節約ワザ7連発!【LDK】 (shinyusha.co.jp)

結論、そんなコストは変わらないですし、お湯を放置して夜間にカビを培養した結果カビキラーや謎の菌だかで環境からカビを抑制するみたいな製品を買うならとんとん以上の効果があるでしょう。

とにかく、お湯は流す特に夜間には湯溜めした状態で放置しない、です。


カビ予防2つ目:換気扇を常にフルで動かす


これも湿度対策です。
とにかく換気扇をつけてください。常に!

大体のお風呂場には24時間換気扇とスポットで使う本気の換気扇(なんて呼べばいいの?)があると思います。

大体の人が以下のように運用しているんじゃないでしょうか

  • 24時間換気扇:常時起動

  • 本気の換気扇:風呂から出た後に起動

これを変えましょう。本気の換気扇も24時間付けてください。
おそらく本気の換気扇は最大で8時間程度のタイマーで止まると思います。
これを通りがかるたびにタイマーをリセットするなどして24時間に近いレベルで起動してください。


カビ予防まとめ


この2点が我が家のカビ対策です。とにかく湿度を対策してください。家の立地や構造にもよりますが、湿度がなければカビは増えません。

ぜひやってみてね。

もうやっててカビバリバリだったらごめんね。


余談:カビかな?と思ったら


カビキラーを全然使ってないとは言え、たまに赤いのが出ます。

これは赤色酵母菌で特に害のないものなのですが、カビがもうすぐ出るぞ、的な予兆と考えています。

その時には以下のような清掃を行い、見えないレベルのカビも対策するようにしています。


清掃の根拠となるカビの弱点と性質

以前洋服の匂いの原因菌であるモラクセラ菌の殺菌でも使った 60℃のお湯がカビにも効きます。

カビ胞子は耐熱性の低いものが多く,菌糸は胞子より耐熱性が低いので,カビは一般に60℃程度で死滅する。

日本防菌防黴学会誌 Vol.47,No.12 (2019) アブストラクト | 日本防菌防黴学会 (saaaj.jp)

ちな洋服の匂いの原因の話はコレ
【カドショ】脱オタク臭のための衣服洗濯術【オタクイベント】|ごつり (note.com)


また、増殖(胞子から菌糸になって胞子を出す、のサイクル)は以下のようです。

カビの胞子は、増殖に都合のよい条件におかれると、2~3日で目に見える塊(集落)になり、1週間もするとたくさんの胞子を作り、周囲にまき散らします。

カビとカビ毒について|「食品衛生の窓」東京都保健医療局 (tokyo.lg.jp)


熱湯シャワー殺菌


  • カビの耐熱は 胞子>菌糸

  • 胞子は2,3日で菌糸になっていく

この2点を考慮して、以下の方法でシャワーをします。

  • 60℃

  • シャワーで浴室全体に熱湯をかける。一箇所に対して30秒くらいはかける。

  • 熱湯シャワーをかけた2,3日後に再度行う。

  • 不安ならそこから2,3日後に再度行う。

「さすがにこれで大体殺菌できるでしょ」(フラグ)の気持ちでシャワーをかけています。


ぜひ真似してみてね。


あとがき


ここまで書いて気付いたけど、浴槽のエプロンはカビあったかもしれん。そこはよほど換気してもこもる部分なのでダメかも。


チャオ!

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