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2022年もお世話になりました。
今年も残すところあと数日。
全日本選手権(フィギュアスケート)が終わると、今年も終わるな…という気分になります。
さて、今年はこれまでにないことを経験させていただきました。
1月の紀伊國屋書店新潟店様へ訪問させていただき、7月には紀伊国屋書店梅田店様にもお邪魔し、さらに10月には新潟店様で、綾崎隼さんとトーク&サイン会まで…。
「殺した夫が帰ってきました」は、2021年4月に発売した本ですが、あ
電撃大賞受賞作、「きじかくしの庭」が重版しました!
すでにTwitterに書いたことですが……きじかくしの庭が重版しました。この件につきまして、皆様にご報告とお詫びがございます。
きじかくしの庭は2013年2月に発売した私のデビュー作です。そして電撃大賞の大賞受賞作でもあります。
大変おめでたい作品ですが、実は本をいただいてから、私がした修正作業が反映されていないことに気づきました。
端的に言えば、編集者のミスです。間違った状態のまま、本になりま
2021年、ありがとうございました!
note更新していなかったと思って確認したら、4月21日以来です。
スミマセン、何のためにやっているのかと思うレベルですが、今年は3月、4月に新作を出すことができましたが、それ以降は勤務は多いけど新作の発売はなかったわけで……スケートの話なら、全日本選手権も終わった直後ですので、書けると思いますが、いかがいたしましょうか?
え、いらない? デスヨネー……。
とはいえ、今年ほどびっくりな年もな
殺した夫が帰ってきました
実際にあったらヤバいですよね。ヤバいっていうか、ホラーです。
ただ、ホラー以前に殺すなよ、というツッコミもあると思いますが…。
ハイ、小説のタイトルです。
2021年4月6日に発売した「殺した夫が帰ってきました」(小学館文庫)。めでたく重版が決まりました! ありがとうございます! というお礼&ご報告と、何か裏話を…と思っているのですが、作品を書こうと思ったいきさつを暴露すると、ネタバレになる
「きじかくしの庭」「落第教師 和久井祥子の卒業試験」について
デビュー作でもある「きじかくしの庭」とシリーズである「落第教師 和久井祥子の卒業試験」の番外編を、メディアワークス文庫のホームページで公開していましたが、公開終了となり未公開状態が長く続いていました。
版元の了承をいただきましたので、こちらで公開したいと思います。せっかくですので、知人に配布したハガキの文面も、当時のまま公開したいと思います(画像なので見づらいかもしれませんが)。
「きじかくし
落第教師 和久井祥子の大学受験
年が明け、初売りという言葉に財布の紐が緩んでいるのか、買い物袋を手にする人たちが、いつもより多くいるように感じる。
そんな光景を、暖かい店内からガラス越しに眺めていた和久井祥子は、財布の中にいくら入っているかを思い浮かべた。
「私もこっちにいるうちに、何か買おうかなぁ」
特に欲しいものはないが、他人が楽しんでいる様子を見ると、取り残された気分になる。冬休みが終わり、勤務が始まると、時間の余裕
きじかくしの庭 「好き」の理由
『あの』松下香織に恋人ができた、という噂は電光石火のごとく法学部……いや、キャンパス全体に広まった。だがその話は、広がりの速度こそ早かったものの、いつまでたっても噂の域を越えず、「まさか」「嘘だろ」「ありえない」という流れになり、最終的になぜか「間違い」で処理されていた。なぜなら、才色兼備の名をほしいままにしている彼女の相手が、良く言えばでしゃばらない、悪く言えば消極的、つまり目立たない学生だった
もっとみるじっくり聞いタロウの裏話みたいなこと
1月28日に放送されました、じっくり聞いタロウ。何でネット配信も終わった今ごろ裏話書いているんだよ、という感じですが、原稿と仕事に追われていただけです。放送を見られるのが恥ずかしかったとか、忘れていたとか、そんなことはありませんので!?
裏話といっても、たいしたことは言えないのですが(そもそも知らない)、せっかくなのでどんな経緯があってテレビに出ることになったのかとか、収録当日の様子とか、少し書