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押し揉みの弊害

この世の中の整体の調整の基本は押し揉み調整で、実はこの世界の殆どの身体の調整は押す事から始まっています。

そもそも押すのが身体に良い事なのでしょうか?

という質問が来た時に私は
「押して調整する方もいますよ」位にいなしています。

というのも身体を押すから悪い訳ではなく、無闇に身体を押す事が問題だということです。


この事は色々な先生が極力刺激を与えない様に施術しましょうと言っておられるので、わざわざ書かなくても良いと思ったのですが、業界の中では普通でもクライアントさん達と話しているとあまり知られていなかったので書いてみました。

身体は私達が思っているよりも敏感です。


写真は私が腹部を調整しているところですが、見た目には押しているように見えます。

ただ、私の調整はこの状態で思いっきり引っ張っています。

初めは私も押し揉みでした。

クライアントの身体に負担をかけない調整を探した結果探し当てた技術になります。


押し揉みを受けすぎると身体はドンドン鈍感になります。

強い刺激はさらに強い刺激でないと聞いた感じがしないのでさらに強い刺激を求めていきます。

しかし、残念ですが身体は押されると攻撃されたと勘違いして筋肉を固めて防御します。


そして固まった筋肉は怪我をしやすくなりますので運動などをしている人は要注意です。


改善の方法としてはお風呂の中で筋肉を揺らしてください。

1番簡単ですが、筋肉がほぐれて楽になりますよ。


また書いていくうちに書きたい事が出て書くこともあるとは思いますが、今回はここまでとしておきます。

お付き合いありがとうございました😄

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