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SAPPOROデザイン by AOYAMA KAYO

私たちは、北海道のものづくりをしよう!と、取材と旅をはじめることに。

マリモデザインスタート♪

どこから話していいのか?
正直をいえばわからないくらい

ずっと前から
北海道のものづくりをしたい!と
思っていた。

きくがわあずさ

札幌生まれで、篠路育ち
父は長距離トラックの運転手で、
小さい頃から移動ばかりしている。

高校を卒業して
10日後、
18歳でアメリカに旅に出て
帰国してからまたツアーコンダクターに
なり、旅のお金を稼ぐためにまた愛知に、そしてまたカナダに旅立った。

いろんなことがありながら
ラッキーなことに。

26歳の時に
いまの自分を作るために
絶対に必要だった会社との
出会いがあった。

株式会社ミドリ
デザイン文具のメーカーが
お店まわりの営業を探していた。

面接に行った事務所には
ずっと大好きだった
可愛い文具が並び
めちゃめちゃ興奮した。

可愛い!と連呼するわたしに

当時の札幌の所長が、

「そんなにミドリの文具好きなのかい?」

と聞かれ

「めちゃ好きなんです!」

興奮しすぎるわたしをみて

「そんなに好きなら、面接最後だったから明日からきなよ!」と言われて

わたしはめでたく
奇跡的にミドリで働くことに
なり、デザインを売るという
はじめての仕事がスタート♪


ミドリは、文具メーカーなのですが、
デザインに重きを置く憧れの会社です。

戦時中に、焼け野原をみて
また強い気持ちを持って
ミドリにしていこう

強く生きていこう!って
思ってこの社名にしたと
当時の会田会長が言ってたような、

そして、わたしがこんなことをはじめようと思ったのは、

この会社のおかげです。

そして、デザインや色で
ひとはこんなに幸せな気持ちに
なるんだ、と

そして、同じものを好きって
すぐ仲良くなれるんだなーと
いうことも。

ひとは生きていると
たくさんのものに囲まれて
暮らすことになるんですが、

一人ひとりが好きなものを
選ぼうとする。

その時に、自分にあったものを
探し出すアクションは

それぞれ違うけれど

ずっと欲しいものを探しているひとが
いる。

わたしは

可愛いもの
色の配色の好きなもの
かっこいいもの

を選ぶ傾向があって

でも、見つからない場合も多い。

でもないものは
自分たちで作るしかないんだなーと
気づいてはいたのだけど
そんな簡単に作れない、と
思っていたのです、が!


37歳くらいの時に
さくらコットンという会社を
作りました。

なかったものは
作れるのだなーと
いうことがわかりました。


30歳で愛媛県今治市
タオルの街に移り住みました。

今治はものづくりの街でした。
造船、タオル、漆器、縫製。

北海道にいて
出会わない文化に触れて
わたしもなにかやりたくなって
いました。

当時、今治に移住した時
わたしは

女性が暮らしやすくなるを
テーマにNPO活動をしていました。

たくさんのひとが集まり
学び、冊子をつくり
みんなの協力で色々なことを
しました。

女性が暮らしやすくなるって
なんだろう?って
考えていたら

居場所が必要。
それは、働くことかもしれない、と
思って、仕事をつくることになりました。

それは、自分の持病である
冷えると痛くなる病気がきっかけで
今治タオルの冷え対策ショーツライナーをつくり始め、さくらコットンという
小さなメーカーが仕上がりました。

今治タオルと、可愛いテキスタイルを
張り合わせて、めちゃ可愛いくて
喜んでもらえる商品が出来上がりました。

さくらコットンのヒエトリパット


この商品はデザイン生地が大切で、
今までつくったヒエトリパットの柄は
2000柄を超えていると思います。

でも、探しても探しても、
キリがありません。

私たちのカラーって
なんだろう?って
また考えはじた時に

友達が、テキスタイルデザイナーの
jubileeを,紹介してくれました。

新しい世界がみえてきた時期でした。

また、新しいデザイナーさんに
出会いました。

KAYO AOYAMAさんです♪

スウェーデンでデザインを学び
可愛いらしいデザインとお人柄が
印象的だったかよさんに出会ってから

私たちはかよさんのデザインの生地を
使わせて頂き、いつかテキスタイルデザインを依頼したいなーと思っていた夢は叶って、

愛媛のみかんとレモンテキスタイルデザインを
KAYO AOYAMA作品
愛媛のさくらひめをデザイン
北海道の動物デザイン
ヒエトリパットもできました!
旭川で椅子もつくりました


ということで、
かよさんのおかげで
ここ数年北海道のものづくりの
準備もできてきました♪

そして、ものづくりをするって
ことと、デザインをしていくという
ことはいったい?どういうことなのか?

私たちは考えることになりました。

7年前にいったフィンランドで
感じたことを思いなおしながら

どんなものづくりがしたいか?
なんのためにやるのか?
北海道でなぜ?
誰と一緒にどんな風にやりたいのか?

また考えはじめました♪


そのはじまりが、
KAYO AOYAMA作
札幌のお花スズラン
札幌の木ライラック
をミックスした
SAPPOROフラワーボール

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