ご・は・ん・を・た・べ・て・い・る・だ・け・の・か・ん・
じ・や……
ことばには光と影があります。薬と毒と言い換えてもいいかもしれません。自戒を込めていいますが、ボクも毒をふくんだことばを言い放ち、相手を傷つけ、周囲を暗くしてしまった経験が無数にあります。「やっちまった」と軽くやりすごすことはできず、自分のひどいことばを思い出すたびに、取り返しのつかない失敗に凹むことが少なくありません…そんな毒のあることばをめぐる小論文の出題(山梨大学医学部2006年)を紹介します。
課題文が紹介したのは、あるALS(筋萎縮性側索硬化症)患者をめぐること