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羽生くんの選ぶ言葉。


想いを書き綴ったけど
アップせずに下書きのままになっている記事が
私には割とある

書いたその瞬間には、まだ想いが熱すぎて
この文章で良いのか分からず、仕舞い込む
そんな感じが多い

これはそんな風にして
下書きのままになっていた記事

プロローグを見た時の感想
羽生くんが口にする、僕なんか、という言葉へ
感じること、思うことを綴ったもの

あの言葉は、私にはとても衝撃が強くて
何度も、言葉にされる意味を考えている

考えるたびに
新たなことに気付く

考えた軌跡を、記事として
残しておきたいなと思ったので
今頃だけどアップしてみた






究極の表現者として存在することを


羽生くんは、自分に課されたから、
なのかもしれない、、


と思った


羽生くんが、あの言葉を選ぶのは



表現者たる所以の、孤独と、恐怖

自己との対峙
他者との対峙
世界との対峙

今までのプロローグについての感想は
観客として見た立場で感じたものを語ってきた

書き終わって、
少しだけ心に他を考える余裕が出来たので
羽生くん側、、そう、
自分が表現をする側、という場所から
あの言葉を想像してみたんだ


少し、私の話をする

私は昔、漫画家を目指して頑張っていた
出版社に漫画の持ち込みなどもしていた

でも、物語を作る中で
自分を見つめる作業に
私は早々に、挫折した

私は漫画を描く中で最後まで
自分の中の嫌な部分を
見つめることが出来なかった

今また漫画を描くようになったけれど
今もまだ、変われてはいない気がする

闇を見つめる勇気
自分の中の
醜い自分や寂しい自分
狡い自分や汚い自分
様々な、目を逸らしたい自分

それは自分の中だけじゃない
自分の中を、綺麗なものしか見れなければ
世界だって、綺麗なところしか見ることは出来ないだろう

本当を見れていないと言うことなのではないか?
自分の見たいようにしか、見ていないのだと思う



何かを創る、生み出すとは、
自分と深く対峙すること無くしては出来ない

対峙せざるを得ない、と
言った方がいいかも知れない

何かを生み出そうとする行為は、
自分と向き合わざるを得なくなる



羽生くんの、僕なんか、という言葉

あの言葉が使われる様になったのは
ここ最近の様に思う
プロ転向されてから、ではないか?
ちょっと明確ではないけれど、、


アマチュア時代も、私が知らないだけで
時には口にしていたのかもしれないけど
今ほど頻繁に聴いた気はしない
最近気になるなと感じていたことだから


この言葉を羽生くんが発するのは、
ただ謙遜している、とか
自己卑下している、とか
そういうものではなく、、

自分との対峙から
自然発生的に
生まれているのではないだろうか?

この言葉以外にも、
最近の羽生くんは
何か自身のことを褒められたり
良い方向に受け取ってもらうと、
それとは、反対の自分がいることを
明かす様になって来た気がするんだ

例えば、
靴を長く履き続けられることに対して
靴を傷ませない使い方が出来ることを
周りの人は素晴らしいと感じている中
羽生くんは
新しい靴に変えるのが怖いからという
気持ちもあることを明かしていた

ほかにも
人の気持ちに応えたいというより裏切りたくない
逃げる勇気がない
自分に優しくする勇気がない、など、、

こういったことが
即座に言葉に出せるというのは
日頃からいつも
光の反対側も見ているからだと思う

光と闇の両方を

だから
昔はそんなに聞いたことがなかった様な
羽生くんの中の弱い部分を
羽生くんの言葉で聞く機会が
増えているのかも?と感じた


私は自分の闇に負け続けてる、、今も
たぶん、光にも

自分、という全貌を、
まだ分かっていない
客観視すら、出来ていない


羽生くんはとても自分のことを分かっている、
と、私は感じていた

羽生くんは自分の心も
周りが見る自分の姿も
周りが何を求めているかも
自分が何を欲しているかも

そう、思っていた

でも、羽生くんは更に深く、
対峙しようとしているのではないだろうか
いやもう今まさにそれをしているんだろう

究極の表現者となるために


日々生きているから
対峙する自分は、どんどん大きく深くなる

過去と、今と、未来

この世界に生きる、自分という存在

自分が生きている、存在しているこの世界

この世界に生きる、様々な人々

様々な人々の心に、生まれる想い、、



この世の中に立ち現れているものを
そのままに受け止めること

それは、
今までの自分が自分と信じていたもの、
世界と信じていたものが消えてなくなったり
自分を形作っていた大元が根底から崩れたり
そんな、
精神が崩壊してしまうかも知れないくらいの
衝撃を秘める作業だと、

私は、思う


羽生くん程の感性、感受性を持っているとなれば
どれ程の情報や衝撃が、流れ込んでくるだろうか

しかも、
自分の外から流れ込むものが、想像を絶する量だ

あの大きな会場にいた、
一人一人に

ひとつひとつ
魂が宿り
熱い想いが存在しているのだから

もうそれは
ひとつの宇宙がそこにあるのと同じだと思う

そのひとつひとつの宇宙に
羽生くんは
向き合うと、決められたのではないだろうか


いつか終わる夢の創作過程の話の中で
光の話をされていた
応援する人々の、光の眩しさについて


何か分からないが
何かに怖れている、
畏れている印象を

客席を見上げ、話す時の
羽生くんから感じたのは

もしかしたら
その光に対する
畏怖の感情を、
私は感じていたのだろうか



羽生くんはやると決めたら完璧にやり遂げる

自分との対峙も
孤独や恐怖との対峙も

それらに
あっという間にやられてしまった自分には、

羽生くんが向き合おうとしている
自分自身と、周りの世界を思うと

自分だったら怖さを通り越してもう、
心が粉々になって
精神が崩壊するのでは?と感じる


いつか終わる夢に込めた想いの
話に出てくる「ファンの光」

例えばあのぴあアリーナに来ていた人たち
一人一人の気持ちを、
一人一人向き合って
心開いて
全てを受け止めると想像してみて欲しい

自分の心が持つ、
羽生くんへの熱量を想像してみて欲しい

羽生くんが焼き尽くされる様に感じるのが
感じて来は、しないだろうか?

眩しすぎて、と表現されたファンの光

でも、羽生くんは向き合っているんだ
きっと
本当に
一人一人と向き合おうとしてるんだと思う

だからあの、僕なんか、という言葉が
選ばれるのではないだろうか


大きな
大きな宇宙の片隅にいる
小さな自分を感じられて




表現すること、、

私は、表現ってやはり
自分一人では完成しないと感じている

受け止めてもらって、初めて完成する

投げてそのままだと、生まれない

投げて受け取られないものは
まるで自分の魂が
削られていく様な感覚になる
心がすり減り消えていく様な

けれど
受け取ってくれる相手に重点を置きすぎると
それはまたそれで、心が消えていく

自分が何か、分からなくなる



自分との対峙だけでも
相当な負荷が心にかかる

そこに
表現を完成させるための
循環を創ること、、

自分が投げて、
相手が受け取って、
また還ってくる

そうした想いの循環、エネルギーの循環

それらが
とてつもない深さと
とてつもない量で
存在する世界で

羽生くんは、
表現者として
プロアスリートとして
生きることを選ばれた


私が受け取ったプロローグは、
羽生結弦のこの大きな畏怖と、決心

あの決意表明で羽生くんが伝えてくれた意志を
あらためて強固に、その心に留められた、、
決心





こうして
しばらく日を置いてから読むと
落ち着いた文章に感じるな、、

当時は客席にいる一人一人の人が持つ宇宙を
自分の中に、すごくリアルに想像したために

羽生くんの
対峙するものの総量もリアルに想像し
そのほんの僅かな片鱗を感じただけで、

羽生結弦という存在の凄さを感じていた

これらを真っ向から受け止めて生きる
その生き方、
その在り方に、、心底震えていた




ファンタジーオンアイス の
羽生くん情報が溢れる、今

羽生くんを想う人々の想いが
ネット上に溢れている

今回、急に行けなくなって
やっぱり、とても寂しくて

行きたかったなぁって思って
ネットの情報を色々見ていた

そしたら案の定、
想いの渦に飲まれてしまった汗

まぁいつものことだけども、
ええ加減どの辺りでそうなるかを
分かる様になりたい。。。汗

情報や、想いの渦から離れ
こういった、
過去自分が見て来た羽生くんを振り返る時間は
私にとって、
とても大切な時間だ



体調の方は
ほんの少しずつではあるけど
回復して来ている気はする、のだが、

今度は咳が酷くなって来たぁぁ( ;∀;)ぬおぉぉ
もしかしたら咳喘息になっているのかも知れない

息が全部吸えない感覚がある

以前コロナに罹った上司も、
一年位は息を完全に吸えない状態だったらしい
怖っ。。。

とにかく治って来た様な気がしても
まだまだ無理は禁物だなぁ、と思う
スケートもしばらくお休みだ(T . T)

焦らずじっくり復活を目指すのだ、、!

みんなも
ちょっとでも体調に異変を感じたら、
ぜひ早めに休養をとってね




。。。そして
ファンタジーが始まっているというのに

今頃描きますぞ?






ずっと描きたかったんだよーー
やっぺぃはにゅ♡


この全く時系列を考えてないところが
実に私らしい笑

好きな羽生くんを、好きな時に、描く
波に乗らずに我が道を行くのである笑

やっぺぃ、
めっちゃ羽生くんのこと見つめててさ、
かわいいんだなー(о´∀`о)

そんなやっぺぃをしっかり見つめながら、
時に手を取り話す羽生くんがまた
かわいいんだなー(о´∀`о)

描いてて思う
本当に今、if滑ってる人???



羽生くんは本当に不思議な人だ
ずっとずっと、見ていたい人だ



長文、読んでくれてありがとう
では、おやすみなさい☆彡

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