根を張り基礎を作る
こんばんは
小原桜です。
私、雑草がなぜか好きなんです…。
春になると
たんぽぽって生命力が強いな
どんなところでも立派に育ってるな
そう感じます。
タンポポはよく踏まれています。
タンポポは、踏まれることにはとても強い。
まず、葉っぱは、地べたに近いところで広がっています。
そして、茎を伸ばさないので、踏まれてもダメージがありません。
よく踏まれるような場所では
タンポポの茎は横たわっています。
踏まれてそうなったのか?
そうではないんです。
タンポポは葉が踏まれたり、草刈りで葉がちぎれたりすると、茎を上には伸ばしません。
上へ伸びると危険なので
短い茎を横向きに伸ばして花を咲かせるのです。
横に倒れたように見える茎は、タンポポが初めからそうしていたのです。
こうして踏まれることに耐えているタンポポ。
しかし、タンポポは踏まれることに耐えているだけではありません。
タンポポは高く伸びるわけでも茎に葉をつけるわけでもありませんので、上へ上へと伸びる植物との競争には、けっして強くありません。
光を奪い合うような競争では勝てませんが、かわりに、他の植物が生育できないような場所を選んで生えます。それが、よく踏まれる場所なのです。
踏まれる場所をうまく使っているのです。
たんぽぽはなんて優秀なんでしょう。
私も根を張り、踏まれても咲き続ける
そんな人になりたいです。
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