おちた!!

突然ですが。

新人賞、落ちました。

新人賞、落ちました!!!!!


 正直、こんな悲しい報告のためにこの滅多に更新しないブログのようなものを更新することにしたのです。
 とはいえ、ただ落ちただけの報告だとなんか「負けた」感が強くなるだけなので、レポートでもしておきましょうか。

 MF文庫Jライトノベル新人賞。
 それを知ったのは高校生の時。なろうでの連載で疲れ切ってた、ある意味小説を書きなれてきた頃。初代パソコンが死ぬ前のことでした。
 当時はいろいろと忙しく新しく小説を書こうとも思っていませんでした。忙しさを理由にして書かなかったと言ってしまえばそれまでですが。

 それから数年後、俺はニートになりました。まあ、色々あったのです。
 それまで学生だった自分のことなので、バイトの面接もうまくいかず、色々と諦めてしまった後はもう時間が余って仕方がありませんでした。
 当時、色々と失意の中、小説の構想も浮かばず、ただただ自分を責める、あるいは慰めるようなことしか考えられませんでした。
 その中で、自分を慰め次の段階に進む(ニートを脱却して働きに出たりするために悲嘆にくれ絶望している自分に区切りをつける)手段として考えたのが、小説執筆でした。
 そして、せっかく時間が有り余っているので、長編を書いて新人賞に投稿してどこまで通用するか、自分の実力を試してみようともくろんだのでした。当時の自分はそれで「作家になりたい」なんて馬鹿げた夢にとどめを刺したがっていたようでもありましたが……残念だったな、半年以上前の俺。結果が出ても俺は懲りずに別の新人賞に投稿しようとしてる。諦めきれてねぇぜ。

 話を戻して。
 何故MF文庫Jの新人賞なのか。これには理由はあります。
 ずばり、評価シートの存在です。
 それは、一次選考を通過していなくても、応募していれば作品の評価が送られるというもの。今回の一次落ちした拙作も対象。
 ちなみに、自分は小説を書いても読んで感想までくれる人がいなくて、あるいはいたとして送られてくる感想が手放しに誉めるもので嘘くさかったのもあって(これはたぶん自分がひねくれているからだと思います。普通いないからなそんな天使みたいな客)、感想やアドバイスを欲していました。忖度もなにもないプロの第三者のアドバイスに飢えていました。
 そんな、第三者視点の評価に飢えていた自分にとっては、その評価シートはいわば福音だったわけです。
 ちなみに、第二期予備審査に目標設定したのは、そのとき一番時期的にちょうどよかったからです。

 ちなみに評価シートが送られるのは第三次選考まで済んだ一月以降。気長に待つとして。
 これで、自分の作品の「どこがだめだったのか」「どんなところはできていたのか」というのを知ることができるので、楽しみにしています。

 それで、応募して落ちた感想はというと。

 何も感じねえ

 本当に「」でした。波風すら立ってませんでした。凪でした。ただただ何にも考えられなかった、でした。
「あっそ」で済んでしまうくらいにはあっさりと受け止められました。
 ……なんでこんなに波風が立たなかったんだ、と自分に不信感を抱きました。それほどまでに何も感じませんでした。
 まあ、引きずっていなければなろうやカクヨムの投稿時にわざわざ「新人賞一次選考落選した作品です」なんて書かないと思うので、めっちゃ引きずってますけどね。それでも、なんかもう不思議なくらい落ち着いて受け止められたのでした。

 ちなみに、応募作品は、なろうとカクヨムには現在たぶん第二話まで投稿済みです。予約投稿で毎日二サイト同時に更新される予定です。
 ノベルアッププラスとアルファポリスにも投げておく予定です。二十八日以降になるかな……。アルファポリスに連載してる掌編集がその日に全話公開されるはずだし。まあ、色々と考えてます。
 公開されてるほうはリンクを貼り付けておくので、見たいサイトから見ていただければと思います。公開次第追記する予定です。
 内容はTSした上に半分精霊半分人間になってしまった人生諦め系不登校夜行性高校生のTS百合魔法少女ラブコメバトルファンタジーハートフル更生物語です。ぜひ見てね。

なろう

カクヨム

 そんな自分ですが、懲りずにまだ小説書いてます。そして次はもっと狭き門な電撃小説大賞に応募しようとしてます。まったく懲りてねぇ。
 当時と比べて、小説に向かう姿勢ははるかに前向きになり、もっと面白いものが作れているのではないかという根拠のない自信で動けています。
 その自信をつけたのは、新人賞に応募したという実績。実際には応募しただけで落ちてしまったのですが、まともに長編を、しかもそんなに長くない期間(約二か月半くらい)で書けたというのは確かな自信になったのでした。まあそのあと数か月は燃え尽きてスランプに陥ったんだけどね。
 ひとまず、そんなわけで小説執筆はやめません。まったく懲りずにこれからも続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。

 小説の新人賞に応募して一次選考で落ちたという話でした。
 いろいろ忙しくなって、掌編作品をあげるスピードは落ちると思いますが、これからも応援くださるとありがたいです。
 以上、沼米さくらでした。

 ……これがクリスマスプレゼントだとしたら……あんまりだぜ、サンタさんよぉ……。

2021/12/25 沼米さくら

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