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日常から逃げ出したくて 広島編
私たちの仕事はとてもブラックだ。
ある日あまりのストレスや忙しさに耐えられなくなり、思いつきで温泉宿を予約した。
今回泊まった宿は
«宮島 離れの宿 IBUKU»
広島県の宮浜温泉にある2018年にオープンした比較的新しい温泉宿だ。
レビューの総合点も4.9/5.0ととても高評価な宿だった。
Reluxのクーポンを使って大人2名で計33,440円(朝食付き)、思いつきで泊まるには少し高い値段だったが、これで日々のストレスフルな日常を少しでも忘れることが出来るなら安いものだと思った。
なんせ私たちにとって一番のストレス解消法は、“いつもとは違う場所で寝泊まりする”ことだからだ。
早朝に出発したが、チェックインの15:00には間に合わず17:00頃に到着した。
今回も観光地に寄ることも無く、真っ直ぐに宿へ向かった。
チェックイン
ロビーでチェックインを済ませ、お部屋へ案内していただいた。
シンプルなデザインの内装で、オシャレだな…というのが最初の感想。
お部屋はとても広くて綺麗だった。
大きめのテレビが壁にかけてあり、YouTubeなどもみることのできる仕様になっていた。さらにお風呂にはBluetoothスピーカーがついており好きな音楽を流しながらゆっくりと湯船に浸かることが出来るようになっていた。
新しめの宿なこともあり、設備も最新なんだなぁと感心した。
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今回の宿泊では夕食はつけていなかったので、スタッフの方に近くにおすすめの飲食店はあるか尋ねてみたところ、すぐ隣に温泉施設「べにまんさくの湯」がありその中にご飯を食べるところもあるとのことだった。
宮島離れの宿IBUKU館内には、大浴場がなかったので、せっかくだから温泉に入ってそこで夕飯を食べようということになった。
思う存分くつろぐ
その後はとにかく何もしなかった。
夏だったのでゲリラ豪雨もあり、どんよりとした雰囲気だったが、おこもり旅行なので何にも関係無い。
大きいテレビでYouTubeを見たり、お菓子を食べながらゲームをしたり。
もちろんこんなことは自宅でも出来ることだ。だが、それを非日常空間でやることに意味があるのだ。
ゆっくりした後は、歩いてすぐのべにまんさくの湯に行き、温泉につかってゆっくりした後にご飯を食べた。
朝ご飯〜チェックアウト
翌朝は8時半くらいに起きて朝食を食べに向かった。
前日に満足いくまでだらだらゆっくりしたおかげで、心身ともに疲れが取れ、リラックスして朝食を楽しむことができた。
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朝食を食べた後は、ロビーのそばにある小さなラウンジスペースのようなところでフリードリンクのコーヒーをいただいた。
部屋に戻って荷物をまとめ、チェックアウトの時間まで何もせず過ごす。
もうすぐこの非日常が終わるなあ、と思いながら過ごすこの時間は、いつもセンチメンタルな気持ちになる。
しかしそれと同時に、明日からもちょっとだけ頑張ってみるか、という気持ちにもなれる。
何もしないことで、体も心もしっかりと充電できているのを実感する。
本当に良い二日間だった。
また、日常から逃げたくなった時にはここにきて、何もせずにゆっくりしたい。
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