2022年の取り組み
2022年に取り組んだことを書きました。
⑴仕事
①新しい教室
…7月から、先生が10人ほど所属している個人のピアノ教室でも働き始めました。
教材に指定がないので色々なものが試せたり、レベルの高い生徒さんを教えられたりと、知見が広がって楽しかったです。
市販の教材を使ったことで、カワイの教材(サウンドツリー)の良い部分がわかったので、そのうち教材の比較の記事を書けたらと思います。
環境は様々でも「『どう教えるか』より『何を教えるか』が大事」なので、自分自身の教える技術のレベルを上げていきたいと思いました。
②開業届
…7月に、個人事業主の開業届と、青色申告承認申請書を税務署に提出しました。
カワイ音楽教室の雇用形態は業務委託であり、つまりずっと個人事業主だったのですが、源泉徴収票が出るので、税金周辺は今までノータッチでした…。
仕事に関する支出は、今年の分から経費帳につけて、確定申告したいです。
ぴったりの本があったので、この通りにやってみたいと思います。
⑵資格
①カワイ指導グレード4級
…12月にピアノ指導グレードの4級に合格しました。先生たちの中でも取得している人は少なく、できる業務が増えたり、歩合給も上がるので、達成感がありました。
試験内容は以下のようなものでした。
《演奏分野》
❶バッハ平均律のプレリュード1曲
…「ちゃんとしたバッハ」を演奏しなければならないという話だったので、分析図を感じさせるような演奏を心がけました。
❷5分以上の自由曲
…ベートーヴェンなどは審査が厳しく、研究され尽くしていない近代の作品を弾くのがよいと聞いたので、ラヴェルの《道化師の朝の歌》を弾きました。
❸伴奏づけ
…12小節ほどのメロディーを1分間見た後、それに左手の伴奏をつけて演奏します。左手の進行(ディグリー)は決まったパターンなのですが、調が変わるとコードが変わるので、参考書のすべての課題を移調して演習しました。
《筆記分野》
❶知識問題
…オーケストラ譜に関する基礎的な問題が出題されました。
❷ピアノ譜作成
❸和声課題
…四声体のバス課題で、和声Ⅱ巻までの内容が出題されます。試験問題は嬰へ短調(F#メジャー)でした。
❹初見奏
…16小節ほどの楽譜を1分間見てから演奏します。曲のレベルはソナチネ程度で、意外と歯ごたえがありました。
試験問題には決まったパターンと表現方法があり、有料のセミナーを受講することで過去問の演習と、試験のコツを教えてもらいました。
過去問はマル秘案件で、「資格試験は過去問にあたるのが大事」という言葉を実感しました。
⑶購入品
今年は多めに自己投資をしてしまったので、来年は成果を少しずつ上げられたら…と思います。
・Apple製品
…3月にiPad air 第5世代とApple pencil、6月にM1チップ搭載のMacBook Airを買いました。
iPadでは、GoodNotes5というアプリをよく使っています。テンプレートで五線譜もあったりして便利です。
純正のファイルアプリで、捨てられなかった紙の書類をスキャンしたことで、たくさん手放せました。
MacBookでは、主に楽譜作成ソフトのmusescoreと、最近はGarageBandを使ってDTMの勉強をしています。
・オーディオインターフェース
…UR22Cという定番の商品を買いました。シールドをつなぐことで、電子ピアノでの演奏をPCに録音したりできます。
まだあまり理解できていませんが、色々な使い方をしてみたいです。
・初音ミクNT
…大学時代、ピアノ指導法の先生が授業内で「初音ミクを使えないといけない」と話していたのが印象に残っており、ついに購入しました。
知人に勧められるがままにNT版にしたのですが、V4XにくらべてNTは自分で調整が必要で、その辺りも勉強しなければならないということです…
・芸大和声のⅢ巻
…赤色のⅠ巻と黄色のⅡ巻は持っていましたが、青色のⅢ巻を持っていなかったので購入しました。
・kindle unlimited
…作曲やDTMの本がたくさんあるので、気になるものから読んでいっています。
ポピュラー理論の良さそうな参考書もたくさんありました。
・呉暁先生の著作
…以前から『リズムとソルフェージュ』というシリーズが気になっており、購入して生徒さんに試したところ、効果があったので、『ソルフェージュからピアノへ』『練習しないで上達する』という書籍も購入しました。
ピアノ指導において基礎的で本質的なことが、体系的に、かつ具体的に書かれており、今後の指針となる本でした。
本年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします！
良いお年をお迎えください✨
さくら舞🌸
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