見出し画像

山口大考古博

山口の博物館に行ったやつ
このサムネの埴輪が可愛くて見に行ってきました。山口県内で見つかった埴輪や銅製の出土物などが見られてとても面白かったです…!!展示は埴輪や銅製の馬具などが多かったです。

東大寺の大仏にも木材と銅を提供していたようで、当時の国に認められるくらい質の良い素材を持っていたということで、恵まれた大地だったことがうかがえますね。

家型の埴輪。埴輪って人型だけじゃないんですね。当時の焼き物全般を指す言葉のようです。

やはり大陸に近い山口県では当時の最先端の技術が入ってきて発展していたんだろうなと思います。朝鮮から伝わったいろいろな石器や道具たちが見つかっていて、どんな風に使っていたのか想像してみたり。面白かったです。サムネのやつもかわいかった。


ここからは常設展

また私のイチオシ、「ウィドマンシュテッテン構造」が飾ってありました。万単位でゆっくりと冷やさないといけないため、人工的に作ることの出来ない構造というのが心を擽ります。天然でできた規則的な模様って綺麗ですよね。いつまでも眺めていられます。

隕石にのみ見られる構造

奥の方には太陽系の周期を再現した模型もあって、それぞれの星ごとに解説がありました。どこかの惑星の地軸が90度近く倒れていて真横に回ってるって言うのがなかなか衝撃。
あとは星によって構成元素も違えば大きさも自転速度も違って、謎が深くていいですね。いろいろな偶然と物理法則による必然で成り立つ世界、全部が美しい。

ティラノの骨格

手前の方は生物や生態系の様子が展示されてました。古代生物の化石から野山の動物の剥製まで。地元の野山の様子や、昔の気候、どんな風にこの土地ができてきたのかを学べて面白いです。宝石の所が綺麗でした。

出口近くにはロボットや地元企業のすごい技術の紹介とかもあって、めちゃくちゃ面白かった。はめ合わせると全く隙間のできない金属片の加工とか。工場は沢山あっても何してるか知る機会って少ないから、地元の企業がどんなことしててどれだけ凄いかって知れる機会があるのはいいですね。
ロボットは向かい合わせにふたつあって、お客さんを挟んでキャッチボールしてくれるのが1番好き。それ以外にも決められた動作をできるんだけど、作業に適したアームに付け替えながら精密な作業をこなしていくのが面白い。

このあと近くの公園を散策
キリスト教のカトリック教会があったような。00分になると鐘がなるのも良きでした。この日は時間がなかったので、また次回ちゃんと中を覗いてみたいです。

毛利敬親公之像
ザビエル記念聖堂

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?