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仙石庭園

石がメインの石庭。色や模様、形が様々な石が置かれていて、博物館のような楽しさもある庭園でした。

出入り口は無人のチケット販売機とゲートにより無人で管理されてますが、建物の中には人が居て解説してくれたり買い物したりできるようになっています。

庭主はご存命の新しめの庭園

こちらは石庭ということで、いろいろな石が置いてあるお庭でした。
作品のように立て札を添えて置かれている物だけでなく、道の脇に置かれた石や、灯籠のように加工された物、池の中の飛び石、さらに石橋などいろいろな置かれ方をしていて、ただ眺めるだけじゃないっていうのが面白いと思いました。

日本庭園といえばの錦鯉。
灯篭から池の中の石まで、庭主様が集めてきて配置しているこだわりが感じられます

何かに見立てた名前が付けられていたりしていて、なかなか想像力を刺激されます。その中でも自分のお気に入りはこちらのワニ石です。たしかにワニっぽい形してます。ワニみたいだなって思う想像力であったり、ワニに見立てて水の中に展示されている感じが面白くて、一番のお気に入りです。

池から顔をのぞかせるが如く飾られているわに石。かわいい


一口に石といっても、含まれている成分や成り立ちによって色や風合いが異なります。赤っぽい石や白っぽい石、粒が大きいものから砂岩のように細かな石。ただ見るだけではなく橋や飛び石として通ることで、つるつるしていそう、ザラザラしていそうなどの発見があります。

白くて平らな石橋で、池を渡って小島まで行けます。
赤い石や黒い石、青っぽい石など、よく見るといろいろな色を持つ石があります。
飛び石を渡っても池を越えられます。

やはり日本庭園と言えば滝ですね。
滝そのものの迫力もありますが、見所はなんと言っても濡れた岩肌。水によって削られて丸まった石達は、乾いてゴツゴツした石とは違った風合いを持っています。乾いていている石は荘厳で少し近づきがたい印象を持ちますが、ここの石は丸みを持ち艶やかで温かみがあります。
近くで見ても遠くから見ても綺麗でよいです。

艶やか
つやつやの石
岩の上を水が流れていく様子が綺麗です。


お次は枯山水コーナーです。
石で山水風景を表す、まさに石庭の代表的なものですね。島や大陸のように置かれた石から波紋が出ているようで、池や海を思わせる素敵な枯山水でした。

渦紋により石の存在が際立ってます

石がメインということで、今まで見てきた日本庭園とはまた趣が違って面白かったです。どこにでもある石でも、ふとした時にいい石だなぁと思ってみたり。石に対しての美術性を感じることが出来る場所でした。


最後に竹原に寄って帰宅。
安芸の小京都と呼ばれるように、江戸時代の街並みが残った地区です。塩田や船着場として栄えた都市で、お酒も美味しいです。うさぎ島行く時に船に乗る場所ですね。また歴史館の方も今度言ってみようと思います。

柳の木。風流。


おわり

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