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「出アメリカ」を目指し闘った先人(1)

■対日心理戦略 対日秘密洗脳工作戦(暗号名:パネルDジャパン)

アメリカは戦後、サンフランシスコ講和条約の後も日本を『隠れ植民地』として支配する為
日本国民を巧みに洗脳し、アメリカ有利になる情報戦を展開しました。
その一つが【対日秘密洗脳工作戦(暗号名:パネルDジャパン)】 です。トルーマン大統領直轄組織NSCの傘下、PSB(53年以降はOCB)です。

戦後も属国のままの日本で、今尚、悪く印象付けられている人物として松岡洋右がいます。
彼は国際金融資本をクッキリと見定めて新世界秩序に対抗し我欲世界を覆す愛情主義秩序(八紘一宇)を構築する為に堂々と闘った。孤軍奮闘し無念な最期でした。
「日本はこれからどうなるのだろう」と最後まで日本を愛してこの世を去りました。
また岸信介らCIAエージェントとされる人達に関する情報も、巷に流れている全てを真に受けるのは危険で、半分くらいは疑ってみる方が良いと思います。
ここ迄書くと大衆は「岸信介を庇うなんて、貴女は工作員か」と猛攻撃してくる。そういう人達は何一つ自分で調べることをしない。ただ誰かがタレ流した情報を鵜呑みにして、真実を発信する保守を攻撃する…こうしてアメリカの分断工作にまんまと載せられ、米中に舐められている事にも気づかない。
岸信介の考えが実際はどうだったかは、当時の国会議事録などからも確認できます。
アメリカは日本の左翼学生を操り『岸降ろし工作=60年安保闘争』をやらせました。
あの60年安保闘争は、CIAが大量に資金を左翼学生に流してヤラせた『岸降ろし工作』です。そうして岸信介は総理を辞職し、その後も刺傷事件に遭った。
 (参考)属国主義からの脱却(さくら子ブログ)
  http://gosyo.blog.jp/archives/14131900.html

以下、岸信介の発言を一次史料からご紹介します。

■岸信介の演説集から
英米の植民地主義~アジアの資源搾取から戦争を仕掛けた目的 

GHQ焚書図書『日本戦時経済の進途』 岸信介演説集1942年(国立国会図書館

┃米英は東亜の植民地から搾取し続けたい為に起こした戦争 
(1941年12月19日の岸信介の演説)
而して、錫、ゴム、タングステン、アンチモニー、麻、規那等の特産物は、米英を中心とする経済圏において、殆ど獲得することが出来ないのであって、これ等の物資は米英にとっては、所謂、戦略的な貴重物質なのである。
故に米英は大東亜共栄圏の確立を喜ばず、自己の利益のために東亜を永久に植民地の状態にして置くことを欲したのである。
この米英の野望こそ、遂に我が国に満州事変、支那事変を起こさせ、今また大東亜解放の聖戦に決然と立たしめた動因なのである。

┃日本が目指した東亜の資源解放と東亜自主経済の確立

今次大東亜戦争は、東亜における巨大なる資源を、米英の多年の搾取の覊絆(きはん:足枷)から解放して、
東亜の自主的共栄的な経済建設を確立せんとする事が目標である。
この意味に於いて、解放戦争であり、また、いわゆる資源戦争なる特質を有するものである。
従って今次戦争は、東亜経済全体の生産性昂揚の最も重要な前提であるともいえる。
顧みれば、東亜は過去百年の間、英米の搾取の対象として、
その包蔵する豊富な資源は実に英米富源の基礎を為したるものであって、英米またこれに依って、その世界征覇の野望を達成せんとしたのである。

しかして、その開発に当たっても自己の独占的利益の確保の上にのみ、その意義を認め、東亜民族の血と汗とを搾取することに依って、これの遂行を為しつつあったのである。ここにおいて、わが産業界は

東亜解放のために、決然と立って、
東亜広域経済圏確立の途を一路、邁進して参ったのであって、

日満綜合産業計画の樹立実施といい、また日満華綜合経済の建設といい、孰(いず)れも東亜庶民が一体となり、
米英の金権主義に基づく東亜搾取の経済政策に対抗し、
あくまで自主的且つ共栄的なる経済を建設せんとする逞しき努力の現れであって、
東亜共栄圏の礎石は深刻なる経済圧迫の最中において、着々として築かれていった。
(4-6頁)
~~~ 引用おわり ~~~
以下、白人の搾取からアジア解放を渇望していた国民の、開戦の日の思い


~~~ココから引用 1942年2月8日、岸信介の演説~~~
今や私共の前途は洋々たる希望に輝いている。
今日の苦は、数代の幸福の為である。
所謂、苦は楽の種であって、私共は今や、苦労し甲斐のある苦労をすることになったのである。
私共はこの際、飽くまでも、決心と信念を以て、
目前の困苦を克服して、真の自給自足経済、如何なる国からも、馬鹿にされない国防経済を確立することに邁進したいと思い、政府は着々と産業全体の昂揚を図り、
一層、経済整備に邁進していることは、ご承知の如くである。(46-7頁) 引用おわり

岸さんの時代にはアメリカの植民地から脱却できませんでした。
岸さんほどにも闘っていない岸田政権に期待できません。
私達国民が立ち上がらねば!

政治家に期待を込めて批判しても駄目なので
国民が団結し出アメリカを果たしましょう!