見出し画像

【櫻坂46】「As you know?」の気になる点

6月13日の19時にファン待望の櫻坂46 1stアルバム「As you know?」が発表されました。

欅坂46のベストアルバム「永遠よりも長い瞬間」を除くと、5年ぶりのオリジナルアルバムになるため、私自身も待望のアルバムで物凄くワクワクしており情報解禁が待ち遠しいです。

アルバムが発表されたとはいえ、まだタイトルと商品概要のみの情報しかなく、ファンの中では早速「As you know?」に対する考察や収録内容への期待の声が高まっています。
タイトルである「As you know?」は一般的に「ご存知の通り」と訳されるそうですが、この言葉は英会話上では(あなたは既に知っているでしょ?)という挑発的な皮肉にもあたるようです。昨晩のレコメンで、松田里奈が「?がついている意味を考えて制作していきたい」てきなことを言っていたので色々と意味はありそうです。
このようなタイトルを採用してくるあたりがとても櫻坂らしいなと思います。挑戦的な楽曲の揃った新しい櫻坂46が見られるのではないかと期待しています。


前置きはここまでにして本題に入りますが、その前に前回のnoteにの載せたリリース周期表を更新したので再掲載しておきます。

欅坂46・櫻坂46と日向坂46、全作品発表日と発売日


「As you know?」の気になる点

冒頭にも述べたように、アルバムに関する情報がまだタイトルと商品概要しかない中で、現在大半の人が注目しているのは「As you know?」というタイトルだと思いますが、私が注目したのは商品概要です。

「As you know?」商品概要

坂道グループを長く応援している人ならば、少し違和感があったかもしれません。私は違和感を覚えました笑。
この商品概要から坂道グループでは初の試みを行っていることを推測できます。1つ目は、TYPE−AとTYPE−Bに分割されていないところ。2つ目は2CDの形態ではないところです。
実は、坂道グループでこれまでに発売された数多くのアルバムの中では(ベストアルバムを除く)、この2つの条件を兼ねているアルバムは今回が初めてです。

乃木坂46の5作、欅坂46の1作、けやき坂46の1作、日向坂46の1作の計8作品はTYPE−A〜Dの複数形態に分割されています。そして、アルバムの収録曲がTYPE−Aの中でも2CDに分割されていることや、全タイプをコンプリートしなければ全収録曲を聞くことはできない仕様になっているのがこれまでの坂道グループにおけるアルバムの特徴でした。(※乃木坂のアンダーアルバムはTYPE別では無いが初回生産限定盤は2CDになっている)
各アルバムの詳細はグループ別にアルバムディスコグラフィーのリンクを以下に張っておくので参考にしていただけると嬉しいです。

【乃木坂46 アルバム ディスコグラフィー】
【欅坂46 けやき坂46 アルバム ディスコグラフィー】
【日向坂46 アルバム ディスコグラフィー】

シングルやアルバムが複数タイプ存在し収録曲を分割することは、坂道グループだけでなく日本のアイドル市場では当たり前になっており、立派な商法として成り立っています。勿論、ファンは全タイプ購入するため今更ここに違和感を持つ人は少ないでしょう。しかし、中には2CDに分割されることへの疑問や手間を感じる人もいるようです。
特にアルバムは、コア層よりもライト層が手に取りやすいグループの名刺代わりになるようなものだと考えています。気になるアーティストがいたとき、初めてファンになったときに最初に手に取る作品はアルバムだという人は多いと思います。
そんなグループの名刺代わりになるアルバムが、タイプごとで収録曲にばらつきがあるように、アルバムの全収録曲が一枚のCDで完結されないことは作品として大きな欠陥であると感じています。

全収録曲を一枚のCDに

ここまで述べてきて今更ですが、もしかすると後に収録内容が発表され「今までと変わらない形態じゃん」と私の考えが裏切られるかもしれません。(その時はこの記事を盛大に笑ってください笑)
ただ、商品概要を見ると今作は一枚のCDにアルバムの全曲が収録されるかたちになりそうです。【完全生産限定盤】と【Blu-ray付き】の違いは商品価格を見る限りパッケージやフォトブックの違いのみだと思います。(しかしBlu-rayの内容のみ形態によって違う可能性はあり)(通常版だけ曲数削るとかは少しありそう…)

アルバムの全曲が一枚のCDに収録される。もう全曲聞くためにCDプレイヤーからCDを抜き差しする必要はない。一枚のCDで全てが完結する。
これが櫻坂46にとって何を意味するかと言われれば、実際は特に意味が無いかもしれません笑。しかし、これを実現させたであろう「As you know?」というアルバムは、櫻坂46のクリエイティブに対する大きな意思表示が込められていると私は考えています。

アルバムの全曲が一枚のCDに収録されることは、第一線で活躍するバンドやシンガーではごく普通のことです。彼らは受け手に良い音楽を届けたい、一枚のアルバムで自分達のアーティスト像を感じ得てもらいたいとの一心で、クオリティの高い作品を制作し世に送り出しています。

最後に

ロッキンやCDJなどのフェスで数々の大物アーティストを目にしてきた櫻坂46が日頃から意識している「良い作品を届けたい」という熱い気持ち。これはまだまだ枯れていないと感じています。
1stアルバム「As you know?」には、チーム櫻坂46のクリエイティブに対する大きな熱量と高い向上心が窺える作品になるであろうと期待しています。
今後の情報解禁がとても楽しみです。

余談ですが、基本坂道グループのアルバムは収録曲数が25〜30曲ほどで推移しています。そのため、1stから4thまでのMV曲が3曲ずつ、他にovertureと櫻坂の詩、バックス曲が収録されると仮定して、新曲数は10曲程度だと考えています。
また、特典のBlu-rayにはアルバム限定の特典映像のほかに過去のMVが複数収録されることが傾向としてありますが、【完全生産限定盤】と【Blu-ray付き】の特典映像の内容が同じであるのならば、MVが収録されない可能性はあるのかなと考えています。そもそもYouTubeでMVが簡単に見れる時代にわざわざBlu-rayでMVを見る人がいるのかって話ですよね笑。いたらごめんなさい。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?