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やはり動いていた9thー何も言わずに進めていたところに本気を感じる 毎日note EX 2024年6月3日付

偶然とはいえ、要素が揃うというのは人間の感覚を期待にも不安にも振れさせてしまうもので。

4月5月辺りから、乃木坂日向坂の坂道始め、他の秋元グループから新曲発売延期の情報が流れてきて、櫻坂への影響を心配する声が当然上がり、しかもそこにプラスしてどうしても9thという序数が持つ意味合いが頭から離れない、そういう要素が掛け合わさると、不安が勝手に増幅してしまっている人が多いように見受けられた。

私にもそれがなかったとは言わない。欅坂後期の前線を駆け抜けてきた人間の一人として、意識しないわけにはいかなった。

でも。

逆に言えば「便りがないのは良い便り」ということわざどおりでもあったのだ。

そりゃ冷静に考えてみれば、2週間弱後にドーム公演控えてて、その10日後に9th発売します!ってなってるのに、9th発売延期しますってドームでどんな顔で発表させる気だ、ってね
ドームの盛り上がりに思い切り水被せちゃう方法論で、まずありえないだろうという思いもあった。


今回はもう一つ、注目したい動きがこれ。

先行配信、いつもはMV解禁後、発売日の少し前というタイミングであったのが、9thではMV解禁日の、日付が変わるタイミングで先に配信。

確かに、MV解禁から、発売日までの間に表題曲だけ配信を先にする、ということに、一体どういう意味があるのかと考えたことはあった。もちろん戦略的には何か意味があるのだろうとは思っていたが、どうにも最適解が見つけられず。

先行配信をMVより先にすることで、ストリーミングの数字を上げたいということなのだろうか…?



数字と言えば、ティザーのツイート、1/22に公開された8thバージョンは本日6/3までに3.4万いいね。

それに対し、冒頭の9thティザーツイートは、執筆時点の現在、公開10時間超の経過で3.3万いいねが押されている。
そして、ほぼ間違いなく超えてくる、、
過去の自分たちを。

この爆発的数字をどう見るか。
そして、MV再生数にどう繋がるか。
もちろん売上にどう直結するか。



それにしても、そもそもメンバーのビジュアルが強すぎるので、短いティザーだけでもその強さが増幅されすぎているなと。

そして、センターの推しメン山下瞳月だ。

自分の中で気づいたことがあってハッとしたんだけど。

三期生がセンターを務める、先輩たちを従えて威風堂々真ん中に立つということに、それがあまりにも自然で、心から何の心配もしていなかった自分に気づいて。

実際このティザー見たときにそれを改めて思わされて。
いや、正確に言うとそこで初めて気付かされて。

山下瞳月の凄まじさ。
ひいては三期生の凄まじさ。
もっと言えば、先輩後輩全く関係なく接し、三期生を完全にグループに溶け込ませ同化させた先輩たちと周囲のスタッフの皆様の凄まじさを感じた。

ああ、これがこのグループの強さの源泉なのかもしれないと思った。
だとしたら、もはや簡単に崩れることはないかも。
もちろん油断は禁物だけど、それにしても岩盤が頑強になった。


第一報だけ情報を出して、あとは何も言わずに粛々と進める。
こちらは何も知らされないので、冒頭に書いたような周辺情報・過去情報と結びつけて不安をよぎらせる。
そのことを知ってか知らずか、はたまた最初からの予定どおりなのか、どっしりと構えたような情報を解禁してくる。


…そうか、自信だ。


自信に溢れているんだ。


MVより音源の解禁が先、というのも、もしかしたらこの楽曲に相当な自信があるからかもしれない。

とてつもないものが出来上がったのかもしれない。



楽曲というのは、ハードルを上げすぎると、解禁されたときに違和感を覚える、ということは往々にしある。過去にもそれはあった。でも、聴き馴染んでいくうちにそれが消え去るのがファンというものだ。

今回はどうだろう。

スタオバのときのような、聴いた瞬間に優勝のような感覚が味わえるだろうか。



人間、本当に自信があるときは、大げさに振る舞わない。
地に足をつけて、事にあたる。

AAA受賞、アニラ全完売、紅白復帰。

積み重ねてきた事象が、揺るぎない自信に変わったような気がして…

口先ではない
真の凄まじさを、私たちはこれから魅せられようとしているのかもしれない。






noteの中でも、櫻坂46・日向坂46に特化した内容ですので、特に二つのグループの推し活を経て、皆様に文章で還元できるよう努めてまいります! よろしければサポートをお願い致します。