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このセリフが言えるようになった最も大きな理由ー櫻坂46「もう一曲欲しいのかい?」 毎日note #60 楽曲深掘りの土曜日 2024年6月29日付

時は、6月29日。
9thシングル「自業自得」発売日から数日。
少し前のnoteにも書いたとおりで、界隈の盛り上がりになんの考えもなしに乗りたい気持ちと、大人としての自制心、ノリだけでそのときを楽しんだ後に何が待っているかを知っている想いとが交錯して、自分の中のそのせめぎ合いで勝手に疲れているという、なんとも情けない状態ではあるけれど笑

ただお相手が強いので間違いなく言えることは、ライト層、例えば櫻坂は知っているけれどCDは買ったことがなかったという層が、この勢いに押されたのか初めてCDを購入してくださったとか、改名時、あるいは卒業メン推しでヲタ卒されていた人たちが、今回は櫻坂の助けになりたいと同じくCDを購入してくださったとか、そういう動きを確実に生んだことだ。
熱量高めで応援していた人はもちろん、想いは櫻坂寄りにありながら、遠巻きに見ていた人たちの気持ちを動かした、というこの事実は本当に大きいし嬉しいし感謝してもしきれない。



だからこそ、ちゃんと9th楽曲に向き合いたい。


当然ながら、表題曲に注目が集まりがちで、もちろん表題も素晴らしい楽曲なんだけど、やはりカップリングも大切にしたいというのはずっとある。
MV楽曲は取り上げたので今回はそれ以外の楽曲。
そして中でも気になってたのが、この

「もう一曲 欲しいのかい?」




世代だからか、自分がハマってきた音楽がそれだからか、こういうゴリゴリの押し出し系の曲に、それこそ理屈抜きで反応してしまう。
ただそれ以上に、この曲、それこそLIVEで披露するときに一体どうなってしまうんだろう??というほうが興味をそそられてならない笑

彼女たちのことだから、どうせ爆イケの衣装に爆イケの振付で煽ってくるんだろうなと思うけど、欅坂で言うところのガラ割れ路線というか、このロックテイスト、テイストどころかそのままという感じもするけれど、サイマジョ→不協和音→ガラ割れとずっと繋がっている路線のような気もしている。

カッコ良さ、という意味で言うなら、彼女たちの生き方そのものがもうカッコいい。いろんな思いで日々を過ごしながら、それでもアイドルになりたくて、でもどうせ自分には無理だろうなと思いつつ、諦めきれずにラストチャンスと腹を括って受けたオーデで受かった、とか。
自分の知らない間に、周囲に応募されてて気づいたらすでに二次オーデの案内が来た、という人も確かいた。それは逆に、周囲にこの子ならいけると思われていたと言うことの証でもあり、一種の才能だ。

私が欅坂でほぼ初めてちゃんとアイドルに触れて思ったことは「アイドルは可愛い」それもあるし本人たちもそう思われたいと思うけれど、それ以上に

「アイドルはカッコいい」

ということだ。

自分たちの努力は極力見せず、その努力の結果だけで勝負する。いろんな想いがあったり、体調が思わしくない日があったとしても、自分の置かれている環境に感謝して頑張ろうとする。たとえどんな結果が出たとしても、感謝だけは忘れない。

昨今自分のことばかり優先する風潮が増えすぎて辟易する向きが多い中、上っ面ではなく本気でそういう思いで向き合っている彼女たちが、やはりカッコいい。

カッコいいなんて言われて嬉しいかどうかわからないけれど笑
だから彼女たちがイケメンに見えるのは、至極当然なのだ。
内面から滲み出るものだから。本当のイケメンは。



魂のLiarもそうだったけど、結局彼女たちに惹かれている源泉というのが、可愛いとかキラキラしているとか、そういうアイドルらしい一面の裏側にある泥臭さとか、およそアイドルが見せることのない爆発する感情であるとか、それと対をなすような鬱屈した感情とか、そういうものが見えたときなんだよなぁと。魂の共振というか。


そしてもう一つ大きな理由があるとすると、タイトルが「もう一曲 欲しいのかい?」でしょ

例えば、LIVEで「もう一曲」披露できるくらい曲数が増えたから言えるセリフだから。
曲数が限られていた時代を知っているだけにそこが感慨深すぎて。

もう一曲やってもいいよ
やってほしいなら態度で示せ

それは…

だってまだやってない曲があるだろう

ということだから。


櫻坂はそれだけ曲数が増えた。それこそLIVEで、今までには考えられなかった、表題曲をセトリから落とすということさえできるようになった。衝撃だった。

「もう一曲 欲しいのかい?」

これが言えるようになるくらいの曲数が、今の櫻坂にはあるんだ。この曲で最も尊いのは、そこじゃないのかな。



そしてこの9thでも、また曲が増えた。櫻坂が大切にしたい曲ばかりである。



彼女たちにはやはり、魂の叫びが似合う
確かにアイドルだから、可愛いも天下一品だ。
でも、一人一人にドラマがありすぎる。
そのドラマの存在が、本当に魂を熱くする。


私が見たいのは、触れたいのは、やはりその部分。



ミニライブが最初か。
その後、客前で披露するのはアニラかな。


心の中にある渇きが欲しがる、そんな熱い魂をくれ。



noteの中でも、櫻坂46・日向坂46に特化した内容ですので、特に二つのグループの推し活を経て、皆様に文章で還元できるよう努めてまいります! よろしければサポートをお願い致します。