『アイドルを楽しもう』って、すごい言葉だ。

昨今、アイドルに求められることは幅広いです。
歌、踊り、それに加えて、演技、お笑い。
バラエティでの立ち居振る舞いだって必要。

近年はYouTubeの企画や、あるいはファンクラブ内とはいえブログなどの更新もある。
そういう、セルフプロデュースを考える頭だっている。さらに言えば、そういった芸能活動だけじゃなくて、ファンが求める『アイドル像』もあるわけで。
（私は以下に関しては否定的な立場ですが。彼らは芸能活動を頑張ってくれていれば充分で、プライベートにまでファンが干渉する権利はないという考え方です）

品行方正であれ。常に優しく人当たり良く。
礼儀正しく、お辞儀は深く。
あまり高額な商品を買うものではない。
彼女は作るな。結婚はするな。
ファンのためだけに存在するべきだ。
……等々。

アイドルというのは、華やかな世界の反面、本当にしんどいものにどんどんなっていると思います。

でも、その生き方を『楽しもう』と言ってくれるのは、とても心強く感じたのです。
『頑張ろう』ではなくて。
あくまで、『楽しむ』。

楽しむということは、いい加減にするということではないのです。
真剣に真面目に取り組んで初めて、ちゃんと『楽しい』と私は思う。
タモリさんの名言で「真剣にやれよ！　仕事じゃねぇんだぞ！」というのがあって、意味としては「仕事よりも趣味の方が絶対に楽しいはずで、楽しい趣味に真剣になれない人が楽しくない仕事に真剣になれるはずがない」ということのようなのですが、私としては、『なんだって、真剣なほうが絶対に楽しいから』と思ってます。

アイドルって素敵なものだから。それを、楽しもう。
そう、肯定的に彼らがとらえて、楽しんでくれるなら、私にとってそれはなによりも幸せでありがたく感じるのです。

ありがとう、海人くん。

そして、誕生日おめでとう。平野紫耀くん、永瀬廉くん。

どうか、これからもアイドルを楽しんでください。