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Hey! Say! JUMPのParadeがすごかった。

JUMPコン雑感です。

「すごかった」

大胆な構成変更をしてきた今回。
アルバムからグッズから、世界観を大事にしたショー的なコンサートで、今までのある意味慣れたコンサートとはがらっと違う。
一番わかりやすく言えば、ソロやユニット曲がなく、セブンコーナーとベストコーナーもない。
それに関しては、アルバムに収録されていた分、期待が外れたというファンの気持ちもわからなくはないのです。

でもちょっと待ってほしい
これってすごいことしてるんですよ。

なんせ、ジュニアコーナー以外、ほっっとんど全部出ずっぱり! 休む間が存在しない!
(山田くんのソロにしても、後半メンバー出てきますしね)
二時間半、ほぼ、全員が歌いっぱなしの踊りっぱなし!!
言うたらもう『若い』とは言い切れない(苦笑)JUMPメンバーが、この決断をしたのは挑戦だと私は思うし、そしてやりきったのが本当にすごいと思ってます。

前半に「SUPERMAN」「BUNGER NIGHT」といった、以前のコンサートの目玉曲を連続でぶち込んで踊りまくる構成も、ある意味とんでもなく。あのメドレー本当にヤバいと思う。
それで恰好良さを存分に見せつけたところで、ぷぅに持って行くあの展開!!
ファンの需要わかってらっしゃるーーー!!!
可愛いのも恰好良いのもどっちも見たい欲望をこんなに叶えてくれていいのか。
少なくとも、「薮くんの背中に羽が生えてたの」といっても今回は全く嘘ではないのがすごい(笑)。

和コーナーは、懐かしのジャニワめいてもあり、光一さんが得意とする(トンチキ)和風ショーの贅沢詰め合わせ感。
背景演出の美しさがまたすさまじい。
曲は定番といっても、編曲のおかげでどこか新鮮みもあり。今回、いつもより編曲多かった気もしましたね。

そしてそして、VTRからの、あのトンデモ舞台装置!!!!
「えええええ!!!!!」の声しか出ませんでしたよ。

ぶっちゃけ、ジャニオタ長い弊害って、大概の舞台装置にもうびっくりしないんですわ。
それこそ布フライングも、「姿勢の綺麗さ」とかそーゆーとこ見てて、「わー!すごい、飛んだー!」とかじゃないんです。ごめんなさいほんとスレてて。

でも今回は本当にたまげた。心底びっくりした。
そしてこれがジャニーズイズムだなあと思ったのです。
ジャニーズって、なんだか、ファンを喜ばせる=びっくりさせる、だと思ってるふしがあると私は思っていてですね。
(だからたまに、「いやそういうびっくりはいらんから」みたいなことするような……)
常に予想の斜め上を行く。こっちの想定範囲内のショーなんて見せない。

ぶっちゃけ回ったからどうなのよとか、それより顔見せてよとか(笑)、角度によって見えにくいよ!とか色々あるじゃないですか。でも、そんなことどうでもいいんです。びっくりさせたいんだ。それがジャニーズのショーだから。
久しぶりにその「すごさ」を見せつけられて、こりゃもう完敗でした。


ここは単純に差異についてなんですが、光一さんが入ったことで、より、松本さんとの演出の傾向の差も私的には感じましたねー。
潤くんは、あんまり暗転好きじゃなくて、なんていうか、全体に流れていくような感じ。だから衣装替えとかあっても、メンバーが半分先にはけたりして、逆に次の曲は先にはけたメンバーが出てきて歌ったりとかする。
(キンプリちゃんのセカンドは潤くんが入っただけあって、その傾向感じましたね。海ちゃんがその場に残ってダンスして繋いだりとか)
でも、今回のJUMPちゃんの場合は、一幕一幕って感じでショーが別れていて、コーナーがきちんと分けられてる印象でした。
だからかな? より、ショーというか、参加するというよりは魅せるコンサートだったように感じます。

これはどっちがいいとかいう話じゃなくて、そうやって色々と特色を出していくのかもね、ということです。


去年のライブツアーは、ソロが多かったこともあって、一人一人の個性が強かったように思ってます。でも今年は、Hey! Say! JUMPとしての団体芸、大人数の強みを最大限に魅せたショーだったなーと。

もっと簡単に言うと、「攻めた」なと。

セットリストだけ見ると、JUMPって定番曲多く思えるのですが、これだけ印象を変えられるんだなと思いましたし、また次のコンサートがすでに今から楽しみでしょうがないです。


本当に、「すごかった」
そして、楽しかったです。

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