今でも色づく無花果

<現場監督>
                 令和5年11月25日       事務所の執務室を西側に移した時に、西日のきつさに驚いた。
太陽の光は遮光幕とカーテンの二重の障壁を無視して、放射熱を執務机に届けて来る。

これは弱った、と考えた末に西側ベランダに大きな鉢を置いて、そこに何らかの植物を植えようと思い付いた。

その植物を何にするか。それが問題である。
植物図鑑を参考に色々調べた結果、出した結論が無花果であった。

何せ葉がよく繁る上に大阪の汚い空気に晒されても内味の甘い花のう(実の部分)は美味しくいただけるはず。

この考えは見事に当った。

今年の夏は少なくとも3本の鉢で合計25個くらいのイチジチを食べられた上に、西日の攻撃を半分に食い止めることが出来たのである。

そして11月末に入った今でも、まだ色づきを止めない。
残っている7個くらいの実の中の2個が2~3日後には食べ頃になる様子である。

昼の弁当の後のデザートとして最適である。
来年は少なくとも50個は採れるはずである。

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