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防鳥ネットの設置作業

<現場監督>
3本のイチジクに出来た4個の花イチジクが大きくなり色づいて来たことから、これをいつ味わおうかと毎日楽しみにしていた監督補佐をガッカリさせる事態が発生した。4つのうち2個を鳥に齧られたのである。

急いで収穫した2個を味わうことが出来たのだが、今後の楽しみが鳥によって半減することが確実となった。

そこでベランダ全体を鳥ネットで覆う作業をすることにした。

まず100円ショップで2m10㎝の青い棒を購入することにした。5本1束が500円というのを2束買った。次にアマゾンで釣り糸状のネット1枚が3m×8mとなっているものを1750円で1枚購入した。

ネットを張るべきベランダ部分が3箇所なので3m×2.6mの大きさ3枚にカットし、ベランダの鉄柵に青棒を3箇所立てて、それに線を張り、その線にネットを引っ掛け、横と下を
結束バンドで止めたのである。

ベランダの開口部の高さは2mしかないので、3mのネットでも十分に余裕があり、ベランダより外側に出ているイチジクの枝の膨らみを十分包摂出来る状態で防鳥ネット工事は完成したのである。


ベランダを囲った網

これで熟したイチジクを盗まれることは無くなったわけである。やれやれ。

<監督補佐>
ベランダのイチジクが予想外に育ち、週末に水をやらないとイチジクの葉は月曜に萎れるようになった。

仕事が多い頃は、土曜は山仕事、日曜は打合せ、という具合で、ほぼ休みなしの状態が続いていたのだけれど、このところ仕事が暇になったので、週末は世間並みに休めることになっていた。やれやれと安堵し、喜んでいたものの、週明けの月曜に、水不足で萎れたイチジクを見る事態になったのである。

せっかく実をいっぱい付けているのに、水不足だと、実が熟すまで成長しないに違いない!

週末に水をやりに出勤せざるを得ない・・・

現場監督は水やり要員は監督補佐だと思い込んでいる。
事務員だから当然、という思いに加え、現場監督は電車で40分程度の所に住んでいるのだから、徒歩で30分程度の所に住んでいる監督補佐が来るのは当然だよな、である。

確かに分が悪い。

かくして、監督補佐は毎週末、イチジクに給水する為だけに出勤することになった。
そんな週末のある日、ブランちゃんの大きな花イチジクの実が鳥に大きく齧られているのを発見した。


この大胆な食べ方は・・カラスの仕業?!

止むなく休日を返上して、トコトコ歩いて水をやりに来ているのは果実を食べる為なのに、その果実を、鳥が労せずして食べるとはあんまりな!

防鳥ネットを設置することになったのは、上記のような怒り、悔しさを防ぐためでありました。



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