最近のメモ

 実際には書いていないメモの群れ。

BoIL

 配信した通りのパーフェクトノープランで、しかも途中で執筆中断が挟まりタイムを消し飛ばしたので、もしかすると執筆時間一時間切ってたかもしれねえな。草。そんな状況だったので未発表の原稿から無理やりキャラを召喚することで執筆した。それでもDPSがせいぜい1しか出なかったところを見ると、サクラクロニクルのサービス終了は妥当だと思われる。
 作品の元ネタは「Blue Memories」という題名で、視点を変えるとこんなことになるんですねえという感じがした。
 登場人物は以下の通り。

深井しずく

 作中でシズクとして出てきた似非クール美女。機械のように生きることに憧れている。ということからわかるように、非常に感情に振り回されやすいタイプ。極めて自己中心的であるため他人にまったく興味がない。なかった。なおこんな名前してるからわかると思うけど、漢字で書くと深井雫だ。もうだれだかわかったようなもんだよ。

部長

 一回も呼ばれなかったから出さなかったけど、君島凛々子っていうけっこうリリカルな名前がついている。眼鏡女子。作戦目標は自給自足。
 男性向け百合の登場人物のくせに、その過去にとんでもない闇を持つ闇属性の闇女。おれの好きなタイプ。やっぱり眼鏡っ娘はこうでなきゃいけねえよ。本編ではまったくその片鱗は見せなかった。もうこないいつかは、もうこないんだよ、サクロ。

倉橋灯火

 元ネタの主人公だったやつ。女の子ってなんですか、女の子を教えてください、と迫りくる突撃砲のような女。自分が自給自足用のファンタジック百合しか書いてないことに不足を感じ、本物の百合を得るためだけに人の心をもてあそぶ悪魔と化す。ウサギとライオンのキメラのような動物なので、相手を抱いて仕留めたあとに、おそらくは首をはねる。やつならそこまでやってもおかしくはない。ここまで書いておいてあれだけど、BoILではなんか、ただの沼らせ女の種みたいな感じで終わった感があるな。まあその方がこいつは幸せだろう。あらゆる登場人物の嫌な過去を掘り出す能力者だからね。

藤原七飯

 ……だれ?
 そりゃ……出てこなかったメンバーだよ。
 めっちゃ明るくキラキラした笑顔を振りまくゆるふわダークネスヤンデレ百合少女だ。でてきたらアンコントローラブルになるので触れなかった。こいつがいると百合恋愛も骨肉の争いになるんでよ。(なりません)

なー、こいつらがよう、お互いにぐたぐだ言いながらきれいごとの恋愛論をぶちまけながらよう、倫理観ゼロの灯火に振り回されてぐっちゃぐちゃになったあげく、よくわからないカップリングで救われていくような、わけのわからん百合が書きたいよなあ!? 書きたいよなあ!? 書きたくないとか思うやつはここから出て行ってくれ!


未来予報は天気雨

 百済社長がよくわからんって言ってたけど、そのとおりだと俺は思う。この作品めちゃくちゃ不親切だし。だから所長には死んでもらえって言ったんだよ! しかしサクロは書き切れませんでした。おまえが悪いんじゃねえかすべてがよ!
 書いてるときに思ったんだけど、この小説は生殖に関する問題の特に「子供を産むのに必要なのは女性の持つ器官である」という理屈をかなり無理やり押しつけているという感じがしていて、書いている自分としては、そこんところがどうなんだよと思わされている。
 サクロ視点からすれば、これは男を滅殺して女性だけの種族を作るための前段階に過ぎないのではあるんだけど、子供を作れるようになったよばんざーいみたいなのが女性の身体で起きてる、という点がな……。
 じゃあ男はどうなんだよ男は、てめえらなにやってやがる。
 おそらくですが……劣等種族男はMNO(モテない男)として殲滅されるでしょう。かわいそう。

石堂スミカ

 特にこれという設定はないんですが、かなり未成熟ながらC波受信体を持っているという設定で、これのせいで常に周りから大量のノイズを浴び続けているというかわいそうな女の子。だがその特性のおかげで成長したC波送受信体が近くにいると集中受信モードに切り替わるので一気に静寂が訪れる。理屈上は相手が碧琉である必要なんてないのだが、恋愛小説をやっちまったら、そりゃもう碧琉の子供を産むしかあるまいよ。
 まさに本番はここから、未来予報は天気雨なのだ。熱線にあぶられながらずぶぬれになって進む道が待っている。それはまた別のところでな。

名塚碧琉

 なんか名塚碧琉さん周りの人の名前がなんかこうどっかで聞いたことのあるひとだらけじゃないですか。なんとかへきるさんとか、なんとかかおりさんとか、がったいするとなづかかおりさんだったりとか、しいなへきるさんだったりとか、まあそのあたりのやつ?
 そもそも投稿タイミングがもっと早くなる予定だったから表紙は金髪碧眼のメイドさんにできたんだよ。間に合わなかったから破綻して草。草通り越してカタバミだよ。
 碧琉。かわいそうに。送信の力が強くなってしまったために「欲しい」という受動的な想いで満ちている女の子たちによって王子様にされちまうんだ。だからへきるは子作りはできても、産むにたどり着くにはまだ多くの問題を解決せにゃならんのだ。

未来

 サクロ時空ではこうして人間のなかには未成熟ながらC波送受信体が形成され、この器官を持つ生命身体は、これから滅びる旧人類とは明確に分けて生きていくことになる。

 そして雑に数千年くらいぶっ飛ばす。と、次はこうなるのだ。

コンタクト(LUtA凶)

※この深刻なネタバレは、なんとここでしか公開していない。なんとなくそんな気がしていたであろう蒼なんとかさんだけ発狂させるネタバレを喰らうがよい。

 コンタクトとは、先駆入植人類同士でおこなう繁殖行為。日本語上ではセックスと明確に区別され、両方を指す場合は主に子作りという表現が推奨される。これらは「公式」な文章のなかでの話であるため、口語上において隠語的に使用される場合はこの限りではない。
 基本的な手順は、額をくっつけて相互に相手のことを想い、同調状態を作る。そして送信者と受信者を決定。双方の精神状態は極めて高揚した状態となり、物理的な距離をある程度離しても同調状態が維持されるようになる。そして送信者から受信者に対して遺伝情報が伝達され、生殖細胞の活性化が始まり、仮受精状態が形成される。最後に粘膜接触(主にキス)で絶頂を引き起こすことで、受け手側が妊娠状態へと移行する。稀に双方が妊娠状態になることもあるが、これは双方共に受け手になることを望んだ場合に発生するもので、両者の送受信能力が高くなければ成功しない。
 同調とはいうもののこれはかなり感覚的な行為であり、相手にはっきりした自分の意志が伝わるわけではない。子供を作るという合意を形成し、どちらが産むかを決め、最後に刺激を与えて身体的反応を引き起こす。箇条書きにすれば一般的な繁殖行為と変わらない。しかし雌雄を要し交尾という動物な形でしか繁殖できない人類からすれば「神秘的」なものだった。
「神秘的」なる言葉の印象に反し、強烈な性的興奮と多幸感が伴うとされており、身体の成長に伴ってこの行為は本能的に求められるようになる。特に繁殖型の先駆入植人類はこの傾向が強く、他人の興味を誘発しようとしたり、衝動的に相手に接近したりといった行動を取りがちである。そして先駆入植人類たちは無意識のうちに波を送受信しており、物理的に近い空間で長時間過ごすうちに相互に好意を抱くといったことが日常的に起こっている。姉妹であろうが同様の現象が起きる為、ナインステラにおいて血族の結束は自然と強いものとなる。
 同調時に受け手を決めずに送信を空撃ちしたり、現在妊娠中の相手を選ぶことで快感だけを得る抜け道がある。前者は主に欲求の処理や儀礼的なものとして、後者は親愛を深めるために実行されることが多い。ただ、前者に関しては受け手側の経験がなければ成功率が低い。未経験者は同調時に発生する本能が発する「送信者と受信者を決定せよ」という命令の前で無力である。そのため先駆入植人類は「初めて」の相手と添い遂げる覚悟を持つ。
 この行為は人類の繁殖の例に漏れず、かなり強力な精神的依存性を持つことが統計的に明らかになっている。そのため「自身にとって最優先の物事」が定まる前に経験してしまうことは推奨されず、また「自身の嗜好が歪むのではないか」という誤った先入観を持たせる原因にもなっている。


サービス終了

 まあ、読むべきであろうもの、それには手をつけて
 もっとフラットに思いを綴れたらいいのになと思う
 それはそれとしてってあるから
 それはそれとして使える時間も気力も、もう限界で
 まだ書くつもりでいるの?
 その問いかけはもう、
 まだ書くつもりでいるの?
 まだ、まだ、書く?
 書くの?
 どうして?
 なにか理由があって?
 まだ書くつもりでいるの?
 糸に絡まってる、セミのぬけがらだよ。
 動かそうとすればするほどこなごなになって。
 あんなにセミの幼虫の形そのまんまだったのにさ
 こなごなだ。だれのせいだかわかってる。
 動かそうだなんてさ
 そんなの、純粋無垢の欲だよ。
 解き放てば止まらない子供の欲望だよ。
 だからおまえには未来がない。
 努力も鍛錬も研究も信念も継続も、おまえ、必要なものがなにもない。
 おまえには書いて、書いたものを人に見せるなんてことができるほど価値がない。
 おまえそのものが時間の無駄だと知ってくれよ。

 そうだよな。そんな綺麗な言葉で終われるはずがない。
 サービスってさ、なんかよくわからないうちにサーバとかが止まっててさ
 そう、お知らせを開くと404で、もはやどうしようもないんだよ。



どうやったら小説みたいな形になるのかわからなくなっちまっただになあ。

語ってみろよ、おまえの小説論とやらを。実物がどうなってんだ、あ?

信じてやれ、スピードの向こう側の力を。



わかっていたよ、蒼とか冬とか海王
おかしいもんな
サクラクロニクルだぜ?
おかしいよ……気づくなという方が、無理だ

暗黒に満ちる
暗黒が満ちていくのです
筆先につけ放題。
白紙がやられる前にやれ

おわーりおわーりさようなら
よわいやつのまつろまつろ
みぐるしい あとにぎょうで終わらせろ

 じゃあな……。

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