本当に不変な5つの法則 ~by Bashar~

こんにちは🌞

法則、というと万有引力や質量保存の法則といった物理法則がすぐにイメージされると思います。

因果律とかもそうですね。

ただしこれらはあくまでも物質次元での世界の話。

広く深い世界からみれば限定的な法則に過ぎません。

たとえば、因果律は原因があったからそれに対応する結果が生じるというもの。

しかしそれは時間という幻想のもとに生きる世界においてのみ意味をもちます。

時間が存在しない世界では、過去に原因があって現在に結果が生じるわけではないので、因果律は働きません。

それでは物質次元の世界も高次元の世界も貫通する、本当に不変的な(普遍的な)法則はあるのかどうか。

バシャールは「ある」と答えています。

その数は5つ。

今回はこの5つの不変法則をご紹介します。


第一法則

“You exist…you always have and you always will. You are eternal.”

「あなたは存在する…これまでもこれからも。永遠に」

この法則がもっとも根源的なものであることは疑いなさそうです。

バシャールは、私たちの基本的な性質は存在だと言っています。

非存在=無、つまり存在しないことはありえないとも言われていますね。

この場合、存在=The Oneと捉えてもよいでしょう。

The Oneは言葉にできませんが、あえてするとすれば「ただ存在するもの」でした。

私たちはそんなThe Oneの反映のひとつです。

したがって、私たちには存在という性格が付与されているわけですね。

しかもこれは永遠であるとされます。

なぜなら存在そのものであるThe Oneには存在しないこと、言い換えれば消滅はあり得ないからです。


第二法則

“Everything is here and now.”

「すべては今ここにある」

私たちは時間と空間というフィルターを通して体験しています。

ただし、このフィルターは、直線的な拡張(expansion in a linear fashion)を体験できるようにするために私たちが合意したものに過ぎないとバシャールは言います。

直線的な拡張とは、時間の側から言えば過去・現在・未来の流れであり、空間の側から言えば「ここ」や「そこ」、「あそこ」といった三次元の空間認識のことですね。

ただし、高次の現実では、すべてのものは一つの場所(ここ)に、そして一度(今)に存在し、当然、私たちもまた今ここにしか存在しません。

この宇宙法則を理解することは、スピリチュアリティで繰り返し語られる重要なこと、つまり「今」に集中するのに役立つとされます。

(「かつて」あるいは「これから」にあまりとらわれずにということですね)

今が私たちがいられる唯一の場所であり、今が私たちの力の 100% が発揮される場所です。



第三法則

“The One is the All and the All is the One.”

「ひとつはすべてであり、すべてはひとつである」

日常生活に没頭している私たちは、自分たちと宇宙のすべてとを切り離して考えがちです。

言い換えれば、宇宙全体は、「私」の外側にあるものの集まりであるように思えます。

この定義では、他者や動物、自然現象、星、異世界、神、精霊などは、私たちの「外側」にいるように感じられます。

しかし、あなたはあなたとして機能する存在の全体であり、私は私として機能する存在の全体だとバシャールは言っています。

というのも、実際私たちの外側などないからです。

この宇宙の法則を理解することで、私が出会うすべての人は、異なる視点から見た私にすぎないということを認識することができます。

あなたは「あなた」の経験をしている私であり、私は「私」の経験をしているあなたです。

ですからこの法則は、他の人々や神との関わり方に大きな改善をもたらしてくれると期待できると思います。


第四法則

“What you put out is what you get back.”

「あなたが出したものが返ってくる」

シンプルな引き寄せの法則ですね。

要は自分が出したものが返ってくるというこの法則において、私たちは創造していることになります。

悲しいなら、現実は「悲しい」シナリオや現象と一致し、幸せであれば、現実は「幸せな」現実と一致します。

また私たちが何にどれだけエネルギーを費やすかでも、当然現実は変わってきます。

例えば、時間の 90% をビジネスのことを考えて集中することに費やすと、ビジネスが人生の約 90% を占めることになります。

代わりに、自分の時間の 90% を家族に集中して費やすと、家族があなたの現実の大部分を占めることになります。

さらに、私たちが他人を批判すれば、彼らもまた私たちを批判しますし、 私たちが他者を愛せば、彼らも私たちを愛し返してくれるでしょう。

それが引き寄せの法則、あるいは第四法則です。

この不変の法則のもとにあるすべては、自分が出したものは自分に返ってくるという事実から逃れることはできません。


第五法則

“Everything changes except for the first four…”

「すべては変化する。これら4つの法則以外は」

この最後の法則は、常に変化する現実の性質を説明しています。

私たちが何をしても、変化を止めることはできません。

さまざまな顔、さまざまな場所、さまざまな出来事、信念、アイデア。

現実は常に変化し、拡大し続けています。

かつて私たちが知っていたことは、今日私たちが理解していることと比較すると、非常に的外れで不正確ではないでしょうか。

例えば同じバシャール言葉でも、以前とは全く違う解釈ができたり、取れなかった意味が取れたり。

また、この宇宙の法則を理解することは、物事が一定または安定している必要があるという考えからさらに離れるのに役立ちます。

私たちが変化し続けることを受け入れるとき、変化に富んだ宇宙の流れと調和することができるでしょう。

ただし、これまであげてきた5つの法則だけは例外です。

これらは本当に変わらないものとして存在し続けるのだとバシャールは言います。

逆に言えば、これらの法則以外のすべては、可変的であることが運命づけられているのであり、しかもそれが本来的なありかたなのです。

すべてが変化し、変化が避けられないなら、流れに身を任せて旅を楽しむこともできるでしょう。


以上がバシャールの5つの普遍(不変)法則です。

いかに引き寄せの法則の情報から離れていたとしても、もしくはそれに近づいていたとしても、決して第四法則からは逃れられないのと同様に、高次元の世界から物質世界まで、私たちすべてはこの5つに服しています。

どこでも通用する、まさに普遍的なこれらの法則を知っておくことは、この世界を楽しむ上での便利な知識になると思います。

今回もお読みいただき、ありがとうございました🌸

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