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「隣の芝生は何色か。」vs.奈良

明治安田J3リーグ第19節
vs.奈良クラブ
2-2
サブ

今節も遠いアウェイの地まで、本当にたくさんの鳥取サポーターが来てくださいました。
チームが苦しい中でも熱い声援を絶やさず送ってくださる姿に選手はいつも奮い立たされます。
感謝しかありません。
その感謝をピッチで伝えるためにもっといいチームになれるよう努力していきます。

では、本題に入ります。

今節で感じたこと、考えたことです。
よろしくお願いします!!!


まず、これまで試合に出させていただいてましたが、今節はサブになってしまいました。
こういった誰が出るかというのは選手としてコントロール出来るものではないと思っているので、そういった評価を受けて、それに対して、どう感じたかというのは正直、考える必要がないと思っています。
客観的に見て、結果を残せていなかったので、受け入れ難い評価でもありません。

ただ、この評価を受けて悔しい気持ちがないわけではなく、これが無くなったらサッカー選手をさっさと辞めた方がいいと思いますし、この思いを大切にしなきゃいけないとも思います。

逆にいうと、これまで試合に出て、毎試合ピッチで神経をすり減らした試合を継続的に経験することすら叶わなかったので、こういったスタメン落ちすら幸せな経験だと思っています。

まだまだこれからです。

皆さんが思っているよりしぶとい人間だってことをこれからの人生で表現していきます。

これからも、楽しみにしてみてください。


そして、奈良クラブとの試合には、FC大阪のホームゲームが花園で開かれなかったこともあり、FC大阪時代に応援してくださった方々がたくさん来てくださいました!

そういった応援してくださった皆さんに本当はピッチで恩返しを、と思っていましたが、それが叶わず、僕の中ではそれが今節を通して、1番悔しい事実でした。
今まで本当にたくさんの恩を受けて、僕はこれまでサッカーを続けることができています。
この恩返しを表現できる場はピッチにしかないと僕は思っています。
もちろん日々の行動や言動も大切ですが、サッカー選手として、やはり、ピッチでの活躍が1番大切だなといつでも思っています。

今節でまた応援してくださる方々の恩をたくさんいただいたので、もっともっと返していかなきゃサッカー選手としてやりきれません。

まだまだ皆さんのおかげで頑張れそうです。



今節で、チームはとりあえず5連敗を止めることができました。
ただ、引き分けでは満足できないし、しばらく勝てていない状況は続いています。
配置を変えたりと、なんとかしようとチームはもがいていますが、もがいているから勝てるわけでもありませんし、他の下位に沈んでいるチームも同じようにもがき苦しんでいるはずです。
自分たちだけの不幸を嘆いても、結局、サッカーは相手との相対的なスポーツなので、その危機感が大きいのか小さいのかは本質的にはわかりません。
隣の芝生は青いといいますが、思ったより未来は良くなるとも思えないし、悪くなるとも思えません。
未来はわからないということはポジティブでもネガティヴでもないと僕は思います。
僕はそういう考え方です。
もっと今何ができるかを考えてチームとしても自分の成長に対しても考えていきたいと思います。
それがチームに対していい影響を与えることにつながると僕は信じています。



最後に、どんなに苦しい状況でもブレずに弛まぬ努力を続けていける人間になりたいです。

そして、その努力は「チームを勝たせる選手」にむかったものになるような努力にします。

科学的根性論と呼ばれる努力があるように、まずは、正しい道を選ぶこと、そして、その道を全力で走ること、それを大切にしていきます。



次節は、ホームで北九州戦です!

昨シーズンまでガイナーレを指揮していた監督にシーズンダブルを喰らうわけにはいきません!

いつまでも目の前の試合にパワーを注げるよう頑張ります!

引き続き応援よろしくお願いします!

ホームで勝利を!!!


まだまだこれから、櫻庭立樹。

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