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武蔵野戦の感想

JFL第17節 
VS東京武蔵野ユナイテッド
2-1
勝ち、サブ

ざっくり言うと、前半残りわずかに先制を許し、後半残り15分くらいで逆転した試合。
試合内容は正直言うとあまり良くなかった。
やりたいサッカーをすることはできず、悪い時間帯に先制され、見ているお客さんもあまり面白くはなかったと思う。
それでも、勝った。
セットプレー2発。
サッカーは相手より多く点を取るスポーツ。
エンターテイメントとしての役割は果たすことはできなかったけど、勝利という最大の義務を果たすことはできた。

今シーズンのJFLで我々FC大阪のみ、ホームで無敗。

ほとんどのチームがホームでの勝率は高い。

この試合で1番強く心を動かされた瞬間は、逆転ゴールを決めた瞬間ではなく、先制された瞬間だった。
心を動かすというとポジティブなイメージがあるが、僕は、今回、マイナスの方向に大きく心を動かされた。

この感情を自分なりに抽象化させてみると、ホームでの勝率の高さにつながった。

その理由は、まず、ホームで先制された時のあの異様な静けさにあると思う。
特に日本4部相当のJFL、そして、距離が離れるとアウェイのサポーターはかなり少ない。このような状況を踏まえると、ホームでの試合はほぼ、ホームチームを応援している人しかいない。

今節もそうだった。なんか今節は特別、静かすぎるように感じた。
静かすぎることは逆にそれだけホームチームを応援している空間であると言うことを表す。

ホームで勝たなきゃと思わせるポジティブな感情ではなく、こんな多くの人を悲しませてはいけないというネガティブな感情が芽生えるため、みんなホームで頑張るんだと思う。

孫子も1番のモチベーションは危機感と言っている。
生きるか死ぬかの戦争の話では、生きたいより死にたくないの方が強い。

ネガティブの方が強い

降格争いの方が奇跡が起きやすいのもこういった理由があるのかも。

本当にサポートが励みになります。 頑張れます。 人間は弱いです。 サポートしてください。