大分戦を終えて、考えたこと
JFL第27節
VSヴェルスパ大分
2-2
サブ
勝てば昇格の条件の一つがクリアされる試合で引き分けた。
あと1つの状況、そして、そのチャンスが1回のみならず、あと4つあった。
4試合で1試合勝てばいいという条件。かつ、他力もある。
客観的に見て、この条件のクリア確率は非常に高い。
ただ、勝負の世界はあと1つが遠い。
あと1歩、あと1秒、計測型の競技なら、あと0.01秒なんてあり得る。
この前も、ヨーロッパのトップリーグで、数センチボールがライン上に残っていたことでゴールが認められず、敗北していたのを見た。逆に言えば、その数センチで勝利したクラブもある。
この勝負の世界にある非情さに多くの人は運がなかった、不運だった、と実在しない神様の仕業にして、メンタルを保つ。
じゃないと正気を保てない。
99%の確率で勝てる勝負も100回やれば1回は必ず負ける。
それが99%。
シーズン終了後、どんな結果になってるかはどうでもいいが、最後は、運まかせになってもいいが、その運を最大限味方につけるために、99%を99.1%にする努力を積み重ねて、最終的に、神様が決めてほしい。
ある意味、勝負の世界に100%がないのが世界中の人が熱狂することができるの理由の一つだと思う。
あと1つを掴めるか、掴めないか、
それは2択だけど、1/2ではない。
コインの裏表とは違う。
大分戦を終えて、感じたこと、考えたことでした。
櫻庭立樹
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