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阿修羅像

以前、精神学協会の会長である積哲夫氏に、神社へ連れて行ってもらったことがあります。3ヶ所の神社参りをして、最後の春日大社へお参りをするために、奈良公園に入りました。

公園をぐるっと回り、東大寺が近づいた頃、かるい頭痛が始まりました。興福寺では阿修羅像が一般公開されていたので見に行きました。中は結構混んでいて、ゆっくりと前の人に続いて歩いて行ったのですが、阿修羅像が何メートルか先に見えた瞬間目の前が真っ暗になり、人の声が遠くなって、立ってはいられない状態になってしまいました。そして、その後の記憶がとんでしまいました。

気がついたら表の大きな石に座っていました。会長が私の首の後ろに手をあてて「芯はとれたからもう大丈夫」と言っていました。会長がいなかったら救急車騒ぎになっていたと思います。

ものすごい頭痛と吐き気で歩くこともできない状態でしたので、頭痛薬を飲んで、浄化と上昇の言葉を繰り返しながらしばらく休んでいました。

その後3日間、身体のだるさがとれず、横になって浄化と上昇をしていた状態でした。このことがあってからしばらくの間、お寺やお墓を通るだけでも恐怖心がでてきました。

それまでは半信半疑だったスピリチュアルな現象が、その時のとても怖かった体験により確信に変わり、今日までの歩みになってきたのです。
なぜあのような状態になったのかというと、阿修羅像に入っていた闇のエネルギーが私に入ったのです。もっとわかりやすく言うと、1000年以上もの長い時間、僧侶達が拝んでいたのです。その念によって像に意識体のようなものが宿ってしまうのです。それが仏魔というものです。そこからは、闇のエネルギーしかでていません。敏感な人は、そのエネルギーに影響されて、身体の調子が悪くなるかもしれません。どういうわけか、そのエネルギーがすべて私に入ってしまったわけです。阿修羅像は空っぽになってしまいました。それを察知した会長が私からエネルギーを抜いてくれたのですが、エネルギーによってダメージを受けてしまった身体はすぐにはもとに戻らず、3日位だるかったのです。身体の不調は何日かで回復しても、心に宿った恐怖心はなかなかとれず、浄化と上昇を繰り返し克服しました。

それからは、何年も自分の身体を通してエネルギーの勉強をさせられました。身体にダメージを受けてもその度に確実に丈夫になっています。

私のような体験はまれですが、全ての人間が、他の人間や場所からエネルギーの影響を毎日受けているのです。自分では気づかずに強いエネルギーを発しながら話しをする人もいます。そういう人と話しをしていると、その人のエネルギーによって、マインドコントロールをされてしまう場合もあります。とくに子供はそうなりやすいです。

自分がエネルギーでいっぱいになると、物事を正しく考えることができなくなります。それによって現実的に悪い方へ進んでいく可能性もあります。私達は精神と身体を健全に保ち、正しく考えることが必要です。正しく考えてだした答えは、正しい道につながることだと思います。






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