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I’m Japanese, but studying about Japan in Taiwan 🇹🇼

ワタシ、21歳児は、実はまだ学生というモノもやらせてもろてまして、
ほんと絶賛学生真っ盛り大キャンペーン中❗️寄ってらっしゃい見てらっしゃい、
でもしばらくしたら離れてあげんしゃい❗️みたいな、そんな感じでもあります。
ほんと日々いろいろ、恵まれすぎてて、全部甘えちゃいそうになる瞬間がちょっと怖いから、胸がうぅってなるから、まだ少し、できるだけ放っておいてあげてください^ ^
そんな感じでもあります。

肩書きなんて作ろうと思えばいくらでも作れると思います。
まぁ、ほんとは何者でもないんですけど、それでもやっぱり社会と呼ばれる場所にひとたび出ると、
ワタシ自身を簡単に一言で表す肩書きみたいなもんを求められたり、その方が便利だったりすることがあります。

ワタシは

「学生」です。

もっと情報を付け加えると、

「台湾の大学で学ぶ学生」です。

さらに情報を付け加えると、

「台湾の大学の、日本語学科で学ぶ学生」です。

どうでしょう。ほんといくらでも言い方はあるし、情報が付け加えられていくたびに、きっとワタシが見えてくるし、情報が付け加えられていくたびに、きっとワタシにいろいろ思ってくれる人が増えていってくれてるんじゃないかな、そんな気がします。

日本人が台湾まで来て、わざわざ日本語学科に入って、一体全体、、、。恐らく多くの人が共通して思ってくれること、言わんとすること、それくらい予想することはワタシにも、ちょっとはできちゃいます^^
まぁ、ワタシにもいろいろあって、いろいろです。笑
でもまぁ実は今回記録させていただきたいコトはそのコトについてではないので、
まぁ今後機会があれば、そのコトについても勝手にテキトウにお話しさせてもらおうかな、と思います。



さてさて、そんなこんなで
今日もしっかり「学生」してきました。
基本的に先生は台湾人なので、「中国語」を使って日本語だったり、日本の歴史だったり、、いろいろ学ぶんですけど。
(もちろん日本人の先生方もいて、その授業でもそれなりに学べることはあります。)
オモロイっすよ。
改めて気づかされることもたくさんあるし、日本語を学ぶ台湾人学生の皆さんにもちろんリスペクトの気持ちもありますし、ほんとに最近日本語を学び始めた学生さんなんかをお見かけすると、なんだか中国語を学び始めた時の自分を思い出すし、
上からとかそう言うのではなく、ただただ、あぁみんなほんとにすごいなと思います。
すごいです。

そして、今日勝手にお話しさせていただきたいのは、まさに今日(2023年10月2日)仕入れが入ったばかりの、採れたて新鮮なやつです。
読んでくれてる方に、ちょっとだけお裾分けしますね。


今日受けてきた授業の中に、1年生の「初級日本語」という授業がありました。(ちなみに先生は台湾人です。)
授業の中盤あたり、とある場面で突然会話の練習が始まりました。
1対1で、先生から指名された学生は、先生と簡単な日本語を使って少しコミュニケーションを取る、というものです。
日本語でコミュニケーションをすることに少しずつ慣れていこう、きっとそんな趣旨のもと始まったのでしょう。
ちなみに会話の内容的には
日本語にある 「これ、それ、あれ」を使い分けながら会話をする、という感じです。
こう説明してもちょっとわかりづらいなと思ったので、先生と生徒との間で実際に繰り広げられた会話の内容を、一部抜粋させていただきます。

先生はある学生に尋ねました。ステンレス製のシルバーの水筒を持って尋ねました。
「これはコーヒーですか。」
これに対し、教科書的な答えだと
「いいえ、それはコーヒーではありません。」
これが正解らしいです。
でも、ワタシはその時台湾人だらけの教室で、1人、心の中で「は?」と思いました。
ワタシなら、
「知りません。中が見えないからわかりません。」
こう答えるかな、と1人口に出す事もなく思いました。
実は先生がこの質問をした時、割と日本語がすでに上手な、ワタシの後ろに座っていた台湾人学生も小声で答えていました。ワタシは聞き逃しませんでした。
その彼の答えは、
「いいえ、それは水です。」
「え?」ワタシはまた思いました。
超ウケる。
自分の水筒なのに、
ましてやシルバーの水筒なのに、
その自分しか持ってない水筒の中に何が入っているか、他人にいくら問おうが、
「いや、知らんがな。」
もうこの状況が超面白かったし、今これ書きながらも、

あ、もしかしてこれってヒトにも当てはまるんじゃないかな、とも思えてきたのです。

他人にいくら答えを求めたくても、求めちゃうほど大変なときだってあるけど、
「結局自分しか、知らんがな。」
だから、自分で知る必要があるんです。自分自身を。
そして自分にとってほんとうに大事だと思うことを。
それに気づくって、案外結構難しいんじゃないかな、と思います。
だから他の人にどうしても問いたいときは、
「あなたの水筒の中身は何ですか。」
こういう問い方が、まぁ適しているんじゃないかな、と。
問いかけて、何かヒントを得て、また自分を見つめ直して、大事に。

大事に。

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