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望遠鏡

 ジョナサン・フレイクス監督作品の実写版映画「Star Trek First Contact」より。地球の静止軌道に未来からやってきた悪の宇宙船が侵入します。直径数キロメートルもある巨大な球体の時空移動要塞です。

 地表から肉眼で見るとこんな感じです。静止画ではわかりずらいですが、金星や火星ぐらいの明るさの星ぐらいの大きさで見ることができます。他の星座と異なり移動しているので「?」と思う訳です。

 すると、その移動している星から地表に向かってなにかが飛来してきます。これは悪の時空要塞から発射されたミサイルであります。もしかしたらビーム弾頭やプラズマ兵器かもしれません・・

 正義の銀河ワープ巡洋艦が駆けつけて、間髪入れず悪の時空要塞へミサイル攻撃します。もし海上自衛隊がこんなことしたら大変な政治問題になります。まずはメガホンで「すみやかに我が国の領土への攻撃をやめましょう」と平和的に交渉しないといけません・・

 後ろから不意打ちを食らった悪の時空要塞は撃墜されます。ネタバレではありますが、彼らは実の存在をあまり重要視しません。ナノプローブを使って相手を同化して乗っ取ることができます。

 この男性がゼフラム・コックレン博士です。人類史上初めて光より早く飛行するロケットで有人飛行したパイロット科学者です。この映画はチャールズ・エルウッド・チャック・イェーガー(Charles Elwood Chuck Yeager)空軍准将に敬意を払っていると思われます。

 未来から旅してきた銀河ワープ巡洋艦の存在を信じないゼフラム博士を説得して望遠鏡を見ていただきます。この口径からして個人所有としては最高峰の倍率を誇る高性能望遠鏡だと思われます。

 静止軌道にいる全長1キロメートル弱の銀河ワープ巡洋艦のシルエットが見えます。この宇宙船の船体はステレス塗料でペイントされているので、今の人類のレーダーでは発見できません。でも静止軌道の座標がわかれば、目視で直接見れますね。

 こちらは静止軌道の銀河ワープ巡洋艦から見た地球です。パトリック・スチュワート氏が「あそこに見えるのがオーストラリア大陸だね」とお客さんに説明しているところです。

 アリス・モード・クリーグ(Alice Maud Krige)さんが演じる悪のクイーンです。物語中では彼らは虚の集合意識体なので、これは不幸な方の肉体をのっとった仮のお姿です。なので、この肉体が死んでも平気です・・

 背景にあるどす黒い惑星は未来の地球です。未来の地球は悪のクイーンが支配しています。この歴史を修正するために銀河ワープ巡洋艦が奮闘するお話です。

「青い地球を取り戻そう!」な感じ・・

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