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人類補完計画の利権を握る者

カリン・クサマ監督2005年作品〝イーオン・フラックス〟ご紹介します。致死率99.99%ウイルスが猛威を振るう架空世界にてワクチン開発に成功し、その利権者が世界を掌握し民を管理する理想都市のお話です。

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科学者トレヴァー・グッドチャイルド博士の開発したワクチンで500万人の人類が生き残りました。このイケメンの天才科学者をマートン・チョーカシュ氏が演じています。彼は常に人類全体の利益のために身を粉にして尽力する熱いドクターです。

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先に紹介した2作品より設定が密なので要約します。致死率99.99%ウイルスに対して人類が行った国家プロジェクトは2個あります
 1、対ウイルスワクチンの開発
 2、優秀なDNAの収集保存プロジェクト
若い方がお亡くなりになった場合は死後数時間以内であればDNAを抽出し保存できる技術が確立されている設定になっています

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天才科学者の妻役をシャーリーズ・セロンさんが演じています。キャリーアン・モスさん程ブレイクしなくて残念です、予算があれば〝マトリクス〟超えた可能性があります

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現場の医師は献身的にDNA保存保管業務をこなしていますが将来の利権に気づいた悪どもは作為的に倫理観のある人物のDNAを処分していきます。

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短期間で開発したワクチンは致死を免れる代償として〝不妊〟になります。この副作用に対する代替医療としての不妊治療法も開発され人類絶滅の危機が免れます

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ウイルスの地球規模的蔓延により経済が破綻し国家が消滅←ワクチンの副作用〝不妊〟による緩やかな消滅だと思われます。ワクチンは世界中に配布できたが不妊治療はごく限られた方々しか受けれなかったようです。最終的には全周を外壁で守られた私設財団が管理する要塞都市の市民だけが生き残ります

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DNA医療が高度に発達した近未来、食糧供給から出生率まですべて世襲的統治者により管理され安全かつ平和に暮らすことができます。そんな中、利権に絡む殺人事件が生じます

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シャーリーズ・セロンさん一人二役演じる謎の女性、こちらは生まれる時から優秀なDNAで遺伝子操作された超高性能人類でございます。皆様の大好きな水戸黄門と同様にセロン様が利権を乱用する悪をぶっ飛ばす痛快娯楽アクション映画でございます。

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