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第5章 編集の基礎を知ろう!

みなさん、こんにちは。

Video Arts Laboのサクです。


今回は、「Podcastの編集テクニック」について学びましょう!

録音した音声を編集することで、より聴きやすく伝わりやすい番組が作れます。

それでは、一緒に見ていきましょう!



1. 基本的な音声編集スキル

・不要な部分のカット
・音声トラックの移動と結合
・フェードイン・フェードアウト
・無音部分の調整
・音量の均一化

まず大切なのは、基本的な音声編集のスキルを身につけること!

例えば、録音後に不要な間言い間違いをカットして、テンポよく聴けるように編集する人もいます。



不要な部分をカットするのは、編集の基本中の基本ですが、人としての魅力を出すにはあえて編集をせずに、そのまま配信する方法もあります。



また、オープニングとエンディングにはフェードインフェードアウトを使って、スムーズな印象を作ることもあります。

フェードイン・フェードアウトは、音声や音楽が急に始まったり終わったりするのを避けるのに役立ちますよ。



特に、オープニングやエンディング、セクション間の移行で使うと番組の盛り上がりに一役買ってくれますよ!



無音部分の調整も大切で、長すぎる沈黙は聴きづらいけど、適度な間を設けることも必要です!

この間は話の内容によって調節しましょう!



音量の均一化も大事!

急に声が大きくなったり小さくなったりすると、リスナーがに音量調整を強いることになって、そのまま離脱してしまうかもしれません。



編集ソフトの波形表示をよく見ながら、音の大きさや無音部分を調節していきましょう!



2. ノイズ除去と音質改善

・バックグラウンドノイズの除去
・イコライザーの使用
・コンプレッサーの活用
・リミッターの適用

録音時に完璧な音質を得るのはなかなか難しい…

そこで、編集の力を使って限りなく完璧に近づけます!



例えば、屋外での録音は風の音周囲の雑音が入りがち。
ウインドスクリーンなどで極力ノイズを減らしても、少しは入ってしまう。

そこで、ノイズ除去ツールを使って、できるだけクリアな音声に仕上げることは良くします。



バックグラウンドノイズの除去は、多くの編集ソフトに搭載されています。空調の音機械音などの一定のノイズを軽減できるので、気になるようでしたら使ってみましょう!



続いて、イコライザー(EQ)。
これは、特定の周波数帯の音量を調整する機能です。
例えば、声を明瞭にしたり、低音を強調したりできます。



コンプレッサーは、音の大きさの差を縮める効果があります。
声の大きさにムラがある場合に使うと、聴きやすくなります。



大切なことは編集した後に、もう一度音声を聞き直すということ!!

編集したから終わりではなくて、きちんと変化を自分の耳で感じ取りましょう!!



3. 音楽やジングルの追加

・オープニング・エンディング音楽の選択
・BGMの効果的な使用
・音楽と音声のバランス調整
・著作権フリー音源の活用
・ジングルの作成と挿入

番組に音楽やジングルを加えることで、あなたのPodcastにより魅力が出ます!



例えば、私の番組では毎回OPを流して番組が始まることをお知らせします。
また、話のテーマを切り替える時にも効果音を出し、きちんと変わったことが伝わるようにしています。

オープニングとエンディングの音楽は、ポッドキャストの印象を決める重要な要素です。
ポッドキャストの雰囲気にマッチした曲を選びましょう!



また、BGMは、話の内容を邪魔しない程度の音量で使うのがコツ。
音声より少し小さめの音量で、聴き取りやすさを確認しながら調整してみましょう。


私の場合は、さらに季節イベントごとによってBGMに変化もつけています。



初めのうちは著作権フリーの音源を使うのが安全です。
インターネット上には、ポッドキャスト用の無料音源がたくさんあるので、探してみましょう!

<オススメのフリー音源のサイト>


<日本語ならこちら>



ジングルは、セクション間の区切りや、定期的なコーナーの開始を示すのに効果的です。
短くてインパクトのあるものを作ってみましょう!

<オススメのサイトはこちら>



4. マルチトラック編集

・複数の音声トラックの同期
・クロスフェードの活用
・パンニング(左右の音量バランス)の調整
・トラック間のボリューム調整

マルチトラック編集を使えば、より複雑で面白い音の組み合わせができるようになります。



例えば、ナレーションと現地の環境音、そして静かなBGMの3つのトラックを使えば、臨場感あふれる音の世界を作り出すこともできます!



複数の音声トラックを使う場合、それぞれのタイミングを合わせることが大切です。
波形を見ながら細かく調整していきましょう。



クロスフェードは、あるトラックから別のトラックへスムーズに移行する時に使います。
例えば、音楽から話声へ、または話者の交代時に使うと自然な印象になりますよ。



パンニングは、音の左右バランスを調整する機能
例えば、複数の話者がいる場合、それぞれを少し左右に振り分けると、誰が話しているか分かりやすくなります。

トラック間のボリューム調整も忘れずに。
各トラックの音量バランスが適切になるよう、何度も聴き直しながら調整しよう。



まとめ

・基本的な編集スキルの習得が重要
・音質改善で聴きやすさが向上する
・音楽やジングルで番組の個性を出せる
・マルチトラック編集で表現の幅が広がる
・編集は試行錯誤の繰り返し

この章では、Podcastの編集テクニックについて学びましたね。
編集作業は時間がかかるけど、リスナーにとってより聴きやすく、魅力的なPodcastを作るために欠かせない作業です。



大切なのは、少しずつ技術を磨いていくこと。
最初から完璧を目指さず、回を重ねるごとに、編集スキルも向上していきます。



そして、何より大切なのは、編集後の音声を実際に聴いてみること。
リスナーの立場に立って、聴きやすさや面白さを確認しましょう!



次の章では、Podcastの配信と宣伝方法について学びます。


今日はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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