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買出し

 東京では築地、アメ横などが知られるところだが、大阪だと北は天満市場、南は黒門市場が二分する古典的&代表的な市場。

 結婚して7年間住んでいた谷町7丁目には、空堀商店街という大公さんの時代から続く由緒ある名の庶民の市場があるが、その頃のおせち準備は黒門市場で買い物をし、その後、移り住んだ今のところでは、北の天満市場へと変わっていった。並んでいる店の多さと品質や価格を自由に選べるのが一番の理由だ、

天満市場にて
保存庫の中より抜粋

 暮れの市場はさすがに賑やか。買い物のテンションも自然アップしていく。野菜類、乾物類、肉・魚類、占めて3万5千円のお買い物。 ここに飾り物の花木が入り、約5万円が最近の我が家の正月準備予算。これが高いのか安いのかはわからない。私の満足する手作り正月にはこれくらいはかかってしまう。

 言い訳だが、飾り物などはそのままオフィスまで持って行き、小正月の間、店を飾っているし、食材は、昆布、鰹ぶし、餅米などは数ヶ月買わなくても保つものもあるし、正味半月は買い物せずに済むので、1日に換算すると3000円ほどになる計算。

 市場から帰ると下ごしらえの準備に取りかかる。戻した棒鱈は水に浸し、サゴシに塩を振り冷蔵庫へ。肉・魚類の下準備は厄介だが、これをええ加減にすると大惨事に繋がってしまうので要注意!

 下処理の後は、大きなしっかりとした紙に献立を書く。

 もちろん、買い物前に献立は考えているが、市場に行くと予定外のものを買ってしまうので、持ち帰った時点でしっかり書き込むと、買い忘れたものや、作る順が見えてくる。まだ27日なので買い足すことはできる。


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