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大阪の郷土料理「小田巻き」

 生駒山の麓にあった母方のお婆ちゃん家へ行けば、いつでもオカモチに入った『小田巻き(うどんの茶碗蒸し)』が直ぐに出てきました。
つい200m先のバス停前の店頭に、寒くなると、いつももくもく湯気の出ているセイロの中に、熱々の小田巻きが鎮座して居り、毎回、それを電話で注文してくれていたのです。
 小腹が空いていたり寒い日などは涙が出るほど嬉しいものでした。

 結婚して幾度となく再現したのですがいつも失敗!さほど美味しくはないのです。

 今日のブランチに、パンもピッツアもないので冷蔵庫をひっくり返していたら、うどんがひと玉出てきました。

「これや!」

 主婦歴55年、やっと!初めて納得のいく小田巻が作れました!
それにはちょっとしたコツが要ったのです!

『小田巻』これを劇的に変身させる注意点2つ!!!

①おうどんを熱湯でさっとほぐしたあと、大さじ一杯程度のダシ醤油(うどん出汁のちょっと濃い目)でさっと絡めておく!

②もう一つの注意点!うどん玉は一人半玉、これ以上入れると飽きちゃいます。

 そして茶わん蒸しのように蒸しあげて出来上がり。

「なんでやろな、小田巻は美味いなぁ〜大阪人の口に合うな」
と、久しぶりに満足顔をしてくれた夫。

寒い地方の方、ぜひぜひお試しあれ!

参考レシピ(ここは①のうどんに下味はしていなかったです)
白ごはん.com

具だくさん茶碗蒸し(うどん入り!小田巻蒸し)の作り方:白ごはん.com

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