見出し画像

2024/3/21/15:00メキシコ・憧れのラス・コロラダスの塩湖「ピンクラグーン」に出会う!


世界にはピンク色の湖があると知ったのは、10年前だった。世界は広い、そんなピンクの湖を旅行社のツアーパンフレットで初めて見た時は、すぐ行ってみたいと思ったものだ。オーストラリアのヒヤリー湖であった。まさに秘境の地に探検隊となって訪れたいと!
しかし、フリーで行くには、便が少ないばかりか、遊覧飛行機で空から見るしかないようだった。ツアーで行くしかないばかりか、ツアーを組んでいる旅行社も1社ぐらい。それとも現地に行って現地のツアー会社に申し込むか、迷っているうちにコロナが蔓延!
行くチャンスを逃した。

「メキシコ・マヤ・アステカ文明を巡る旅」のパンフレットを見て、その中に「ピンクラグーン」がコースに入っていた。「これを逃すともうピンクレイクには行けないぞ!」と決意。すぐネットでツアーに申し込んでいた。

カクーンからバスで約270㎞/4時間かかる。
ラス・コロラダスの桃色塩湖は、塩田会社の私有地にある。塩田会社に入場料を払って中に入れる。
太陽が水面に当たると、濃いピンク色に見えるカリブ海にある湾。ピンクと白い塩が結晶し、堆積物に覆われている湖岸とのコントラストを見て、この世にこんな美しい情景があるんだと、大感動!

ピンク色になる正体は、微細藻類「スピルリナ」とミニ海水エビ「アルテミア」の微生物の死骸が堆積した結果、生み出した。そしてこの生物は「カンタキサンチン」「Bカロチン」という赤い色素が多く含まれている。

しばし、このピンク色に魅了され、この光景を目に強く焼き付けた。


塩田会社のショップで塩を売っている。少し高価な値段の塩の方が「塩の花(最初にできる海水表面の塩の結晶を指す)」と呼ばれるものだそうだ。

この地に生息するフラミンゴは赤い色素のプランクトンを食べているので、
他の地域のフラミンゴよりもピンクの色彩が濃いのだそうである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?