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【人間的な魅力を初対面で伝えるには】

1『保育園に行く頃になると、太っていて「ブタまんじゅう」と呼ばれてからかわれていた』
2『明菜は子供の頃、体が弱く学校をよく休んだ。かゾックでどこかに出かけようとしても明菜の具合が悪くなってしまいいけなくなることがよくあった。だが、四歳から始めたクラシックバレエは、中学二年生までの十年間、一度もバレエ教室を休まなかったことを、後に自慢している。』
3『もしかしたら、いまでいう不登校だったのかもしれないが、当時はまだそんな言葉はない。』
4『だが、「主要五科目はさっぱりでした」と、五年生と六年生の時の担任は、テレビのご対面番組で語った。普通は、「五教科はあまり得意ではなかったようです」と曖昧に言うものだが、「さっぱり」とテレビの前で言い切ったのだから、よほどひどい成績だったのではないか。』
5『基本的に、蒲池法子の悩みは常に「外見」に関することだった。「もっと気がかりだったのは、目の大きさだった。母ははっきりとしたふたえまぶたの大きな目なのに、娘の私はひとえ。いつも母の目がうらやましかった」。』
6『後に我々は、この女性の行動原理が常に「外見」を重視し、中身はとりあえずはどうでもいいという、ある種の信念に似たものによって動いていることを、嫌というほど思い知らされるわけだが、その片鱗がすでにここにあるようだ。』
7『・・・山口百恵はアイドル歌手として安定期に入っていた。出す曲はどれもヒットし、テレビの歌番組には定常的に出演し、一方、東宝の正月映画と夏休み映画は彼女に託され、テレビドラマも高視聴率を稼いだ。』

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