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アメリカ「Pacific crest trail」を一人旅       板谷 学さん

アメリカ西部を、南北に歩いて縦断する「Pacific crest trail」
通称PCTの距離は、メキシコ国境からカナダ国境までを繋ぐ4265㎞のロング・デイスタンス・トレイルです。
カナダに近づくほど山火事が多いことから、ルートを変更しながら
歩いた3600㎞を6ヶ月かけて初挑戦したスルーハイカーは
宮城県名取市にある、みちのく潮風トレイル  名取トレイルセンターの
センター長である板谷学さんです。
帰国した2023年、5月20日に名取トレイルセンターで開催された
トークイベントの模様を紹介します。

Pacific crest trailのルート

板谷さんは、メキシコ国境を北に向かってスタートし、カルフォルニア州とオレゴン州
そしてワシントン州を歩き、カナダ国境の最終地点を目指しました。
2022年は日本人12人が挑戦し、そのうち9人が縦断したそうです。
板谷さんは、2022年4月から10月までの期間を
1日平均、35㎞以上を歩きながら成し遂げたひとりです。

乾燥地帯あり高山帯ありの厳しい道のりのなかでも
トレイルエンジェルといって
ハイカーをサポートする人たちが地域に存在し
ハイカーのための宿泊施設を運営したり、トレイル上に水や食料を
置くなど、ハイカーを応援してくれるのだそうです。
板谷さんが、メッセージ入りの差し入れを
トレイルエンジェルにもらった時には
「じ~んときた」と、答えていました。

9月初旬、ワシントン州のスノーキュラミーにて。しばしの休息

そして、宿泊先などで出会った
様々な国籍のハイカー達との出会いと別れを
エピソードを交えながら楽しそうに語り
英語もあまり話せなくても、何とかなるとのこと。
ビールは確実に美味しそうです

カナダ国境に立つ板谷さん

トークイベントの参加者は
「靴を4足も履きつぶしたとのこと。凄い経験をしましたね。」と
感想を聞かせてくれました。
「足の足底筋膜炎になり、体重が10㎏以上減りましたが
最後まで歩くことが出来、安心しました」と
日焼けした笑顔が印象的な板谷さんでした。

トークイベントの様子

みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンターは
わたしの様なトレイル未経験者にも
経験豊かなスタッフが、トレイルの魅力を伝えようと
様々なイベントを企画して
今日もあなたを待っています。

あなたを連れて行くのは
あなた自身。

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#スルーハイク




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