デマがデマでなくなるとき
新型コロナウイルスの情報が毎日流れている。
昨日の朝、トイレットペーパーがなくなるというデマが流れているということを知った。
これはデマで、供給量は十分にあるということも聞いた。
私たちは歴史から、デマを発端に悲しい出来事が起きてしまうことがある事を知っている。
今回の情報はテレビなどでも「デマですよ、供給量は十分ありますよ」という形で流れていると聞いた。
とはいうものの、我が家はストック場所の問題で、最後の1ロールを使うことになってから新しいものを購入しており、お腹が緩くなると急に必要になることもあることから、1つ購入しておこうと思った。
夜、保育所の迎えの帰りにいつもトイレットペーパーを買う薬局に行くと、ない。
トレペ売り場に全くないのである。
すぐ近くで品出しをしていた店員さんに「トイレットペーパーがなくなるっていうデマがあるみたいですけど、ないんですか?」と聞くと、「そうなんですよ。供給量はあると言ってますが、今日全部売れちゃってないんですよ。このままだと買いだめが原因でホントになくなってしまうかもしれません。」
そのままスーパーに買い物に行くと、トレペとティッシュがほとんどない。しかも売り場には数人の買い物客が残った品物を買おうとしている。
自分も少し焦りを覚え、とりあえず買っておこうと、トレペとティッシュ1箱を購入した。
デマですよという情報でも、人の心理は動き、実際に売り場の状況を目の当たりにすると、買っておかねばという行動につながる。
真偽が疑わしい情報でも人の行動につながる可能性を感じ、デマの怖さを実感した日となった。
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ちなみに、自分は重度のスギと中度のヒノキの花粉症である。
マスクは必須で、多いときには1日4〜5枚使うこともある(花粉症の鼻水はサラサラで吸っても流れることは止められないため、マスクがダメになる)ため、今のマスク不足は深刻だ。
マスクに加えてティッシュまで不足すると、花粉症患者としてはかなりキツイシーズンになりそうだ。
ヒノキって長いと5月に入っても続くんだよなぁ…
ありがとうございます^_^