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材料の適量がわからない:カレーを失敗する人です

 カレーといえば、誰が作っても失敗しない料理の定番、と誰かに言われたことがある。

 しかし、自分は失敗したことがあるし今でも失敗しそうな時がある。

 初めての失敗は初めてカレーを作った時、父母を含め家族全員、そして自分自身も不味いと思った。

 母が、どうしたらカレーで失敗できるのか、というようなことを言ったのを覚えている。

 先日は、ルーを入れたらスープが溢れた。混ぜることもできず、スープを減らした結果、濃度の濃いカレーになってしまった。甘口ルーなのに濃すぎて辛く感じるカレー。

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 自分はさじ加減というか、分量の感覚がほぼないのだと思う。

 野菜を切ると、多いか少ないか。肉類にしても同じ。コロッケのミンチとじゃがいもの割合、ロールキャベツのキャベツの枚数とタネの量。出来あがりの量が食べる人間に対して、多すぎたり少なすぎたりする時もある。

 適量の感覚が難しいのだ。

 食卓に食事を並べても多すぎて置けなかったり、少なすぎて寂しい食卓だったり。

 想像力も乏しいのだろう。

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 考えてみると、時間の感覚も悪い。

 移動時間はネットですぐ調べられるが、準備や片付け、手続きの時間を含め忘れたりする。

 時間なら見込みが甘いということになるのだろうが、時間に限らず見込みが甘いというより、感覚が悪いもしくは感覚がない。

 最近やっと感覚のなさに気がつき、気をつけながら過ごしているが、どうやらこれは気をつけてなんとかなる類のものではなさそうだ。

 「この鍋でこの量つくるならどの材料がどの大きさでいくつ、水はこの辺りまで」と記録して作業しなければならないレベルである。

 そこまでするのはなんか嫌だな。

 今日も多すぎる鍋の中身をみながら、食べ方を考えている。


ありがとうございます^_^