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以前していた仕事に復帰したが、案の定、上手く働けない話

 丸4年のブランクはやはり大きかった。

 春の定例人事異動が終わり、何となく予感していたことは当たった。4年前にしていた業務への復帰。前回は2年弱。年間サイクルの業務は通しで1回経験である。

 この4年間で、法改正による制度変更は著しい。加えて、前回も締切ギリギリで処理していたのに、今回は自分は時短労働者になっている。変に頭に残っている旧制度の知識、周りからの「経験者」というレッテル(だと自分は思っている)…

 不安と心配の種は尽きなかった。

 しかし、周りはそんな事はお構いなし。

 はじめの2週間程は、直近担当していた業務と兼務、しかもどちらの業務も重要な締切が重なるという状態。大人だから、どちらの責任者もその事には触れない。

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 第0波を何とか乗り越え、第1波を迎えた頃、自分の立ち位置を考える。

 受話器を置くとすぐに電話が鳴る状況で、受電記録、書類発送、受理書類の処理、通常業務…

 目の前には2台の電話。

 これをほぼ1人で受ける。

 我が社は、各種業務がアナログなため受電すると手作業が増える。

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 第1波の後の1.5波。

 月サイクルの業務。何となくの記憶で処理するも、チームの動きが読めず浮き気味。管理職を除くメンバー4人中、自分以外はみんな去年から同じチームだ。

 チーム内での出遅れと自分の処理順の設定誤りが否めない。

 上手く働けないなら、とまた自分の役割と位置づけを考える。

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 もともと物事に優先順位をつけるのは苦手だ。

 数字や資料をよく観察するのも苦手。

 もっというと、誰かに仕事を割り振るのも業務といえども苦手。チーム戦が苦手なのだ。

 今の業務は、自分の苦手だけで出来上がっており、休息できる作業がない。

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 これは、自分を見直せということか。

 改めて、自分の苦手を意識し振り返れと。

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 さてどうするか。

 他の人の様子をみて、優先順位を常に見直す。

 処理速度の加速を目指し、効率的な処理方法を考える。

 進捗具合は毎日把握する。

 知識の更新。

 電話は、もはや暗黙の了解で自分の仕事になりつつある。時短である時間から不在なため、不在時は他の人が取るのだから在籍時はがんばれというところか。

 とは言え、ギリギリまで受電する結果、帰りが1時間遅くなることもあり、家庭運営に支障をきたすことも確かだ。

 落ち着くことなく業務の第2波は来る。色々な意味での自分の位置を認識し、歩みを進めよう。

 はやく周りの波に乗り、自分自身も楽になりたい。

ありがとうございます^_^