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幕末天狼傳2020の感想的な殴り書き

幕末天狼傳2020感想。(配信にて視聴)

私の刀ミュは双騎2020が初だったので審神者がいる刀ミュを受け入れられるのか分からなかったのですが、とりあえず受け入れた上で、配信だったので若干の音声気になるところとかありましたが、

良かった。


前置き一文で書くのってどうなのかしらね。
あ、注意事項として、刀剣男士の呼び方や歴史上人物の呼び方は私個人の呼び方になります。
統一感ない事をご了承ください。

さて、本題。
ゲーム内の池田屋と天保江戸の極を除く回想、堀川修行手紙を観た上で、かつ、新撰組について本や漫画、映像等で得た知識の上で11月14日ソワレを配信にて鑑賞。

最初は上記の審神者の件もあってモヤモヤしてました。
つい強張ったかんじで見始めてました。
しかもそこのシーンから始まるの!?とか思って。

違うんですね、見せ場に繋がるシーンを披露してから始まるのですね…。

それが分かってからは真剣に漏らさず観ようと前のめり姿勢に。

全てにおいて「選ぶ」が関わって絡まってる。

沖田くんを助けたいその気持ちから出た入隊を選ぶ。
選ばれた事の葛藤。選ばれなかった相棒への遠慮。
虎徹を名乗り続けることを選んだこと。
戦いには選ばれなかった刀という立場。
虎徹二振りをどうにかしようと選んだり。
(別に仕事さえすれば構わないって方法もあるけど、2人の関係をどうにかする事を選んだと私は解釈している。これは、堀川の立ち位置も関係していると思っていて、土方の脇差という伝承だけで存在してかつ国広であるかも疑問視されている彼という立場と考えている。これ、舞台でもあった気がしてきた)
最期、遺ることを選ばされたこと。

私の中で1番心に残ったのは、長曽祢さんの戦い方かな。
新撰組が何故滅んだのか。
あの考えを多分逃亡中の近藤さんから感じていたのじゃないか。
近藤さんの後悔が「次の理想」が彼を支えている。
自身を虎徹として自慢し愛してくれたからこそ、当初の理想を刀で成し遂げようとして、次の理想は刀剣男士として叶えようと。

それもあったので、蜂須賀さんのパンチはすごい衝撃でありつつも、納得。


蜂須賀が納得するわけないやん、そんな言葉で。
と思いながら見てたので、あ、やっぱ納得してませんよね、うん。ってなった。
でも、虎徹を名乗る事は気に入らんけど1%くらいは許してやるって感じなのかなー。

沖田組ですが、戦い方のシンクロはそりゃそうなのですが、私は「お辞儀」がそっくりなのがとっても見てて良かった。
人にお願いするシーンに出てくることが多かったけど、沖田も加州も大和守も、そっくり。
礼に始まり礼に終わる。剣道で言われる言葉ですが、それを思い出しました。
花丸といい天狼傳といい、大和守は簡単に歴史を変えそうだなと感じてしまいますが、薬を使ったら使ったでどうなるのか。
むしろ、沖田は拒むんじゃないかと思って見てました。

私は沖田総司は長生きしたいのではなく、あと少しだけ近藤さんと土方さんを支えたい人だと考えています。
なので、拒みそう、と。

いや、薬で治るなんて確定ではないですけどね。
大和守の持ってたのって別に抗生物質系ではない、よね?

病が治ったら刀の時代が続いていた、とは思わないけど、タラレバって山のように解釈増やせるから、仕方ないよなぁ。。。

新撰組の事はそこそこ好きなので、近藤さんの言葉一つ一つがすごく刺さる。
みんなの兄ちゃんがあれよこれよと柄でもないのに局長になり、兄だからこそ、先に。
今まで見送る事が多く、それを悔しい思いしていたんだろうと思う。
皆のために1を犠牲にする事も0じゃなかっただろうし。

そんな近藤さんを改めて見守った長曽祢さんは、多分一回り大きな兄ちゃんになったのだろうな、と感じます。
自分が虎徹を名乗る決意はしていても、葛藤や揺れはあったと思う。
虎徹を名乗る決意をドシンっと心の底に据えて、自分を強くしたと。
手合わせのシーン、冒頭は視線が蜂須賀見てる?って感じだったんだけど、最後はちゃんと向き合ってる視線が交わされてると感じた。

あとね、ちゃんと沖田くんが持っている刀が加州なのか大和守なのか分かるのが凄い。
てか、奥沢くんと手合わせした時大和守3本⁉︎とか思ったんだけど合ってる…?
加州は選ばれた事、選ばれた結果その後一緒に居られなかった事、どう思ってるのか分からなくて、というか大和守のほうに私の焦点が行ってしまってたので池田屋のその後、そうきたか、と。
加州と大和守、2人がどんなに仲良くでも語らないよね、そりゃ。
でも、お互いが伝えられなかったいえなかった事を見せ合えて良かったなぁって。
加州と大和守それぞれしか見てなかった沖田くんを見れて「あの時選ばれたのはたまたま!」になると思った。


仲間が揉めてる?仲違いしてるだから、暗いシーンになるはずのところ、堀川がめっちゃ可愛く取り持つのが癒されました。
役立つ役立たないは別として、ポップに乗り込んで役目を!というところは本当闇討ち暗殺お手の物とはまた空気感が違うけども、ある意味闇討ちでした。
兼さんは「勝手にしろや」でしょうが、それを許されたになる堀川前向き感半端ねぇ。
嫌いじゃないよ。
あと、本当に戦いの最中裏から出てくる感凄い。
影から出てくるとでもいうのでしょうか。
配信のカメラがそう見せてるのかもなので確定できないけども。
和泉守は、うん、土方さんだった(笑)
足長いなぁって(これ、沖田にも思ったんだけどね)
そのリーチに刀いる?とか変なこと思いましたが、「最後までいる事を許されなかった」的な台詞がグサリと刺さりました。
ミュージッククリップで見かけたむすはじの台詞をね、思い出しました。
和泉守は末っ子だと私は感じていて、周りの兄たちがやっちまったこと、怒られること、全て見てくぐり抜けてる末っ子。そして、兄たちに愛されている。
知識はあるし土方さんの人情味も引き継いでるのは伝わる。
あのむすはじの台詞がとっても末っ子相応に見えてしまう。
前後を知らないので想像ですが。
って、本編と違うところを考えてしまった。


初見すぎて、歌詞分からなかったり、台詞も残ってなくて雰囲気ですし、順番もグッダグダですが、こんな感じです!!

沖田くんに一番隊名乗らせないのはなんでだろー?とか思わなくはなかったのですが。
あと個人的にPEACEMAKER鐵の藤堂さんが好きでしたので、額のアレやこれちょっと緊張しました。
知ってるけどドキドキするよぅ…死ぬんじゃないかって。

あと、蜂須賀さんのお髪が刀を振るたびにめっちゃ乱れていくのは、戦いに慣れてないのねって感じがして良いです。
バッサリ暴れるのに乱れない和泉守、すげぇ。長さと重さだと思うけど。
真剣乱舞祭の時、蜂須賀の毛の量心配してたんだけど、そんな事はなかった…十分髪の毛ありました。
(ミュージカルは双騎2020と今回の天狼傳だけですが、真剣乱舞2017、2018、歌合は円盤買って拝見済みです)


2部は、モフモフと紐の記憶。
衣装が沖田組と土方組、虎徹組でそれぞれペアで可愛かったー。
振袖可愛い。


締めがこれかよって感じですが、見た直後は呆然として泣きまくり、2部はキャッキャして終わったので、思い出しなのです。
なので許してください。
そして、今私のスピーカーから流れている「手を伸ばせば」で、そうだ、認めることについてもなんか思ってた…!と思い出したけどもうやめておきます。

もう一度配信で見るのと、千秋楽で考える…!
平日仕事定時で上がって観れるといいのだけど…。

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