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母に感謝している話し

それは長男出産のとき。

私達夫婦は飛行機で
2.3時間かかる場所に住んでいた。

母とは
仲も良かったし
帰省すればどこかに連れてってくれたが
やっぱり母と娘。
口出しが五月蝿く感じる時もあり。

子どもを産むまでは
この距離感がちょうど良いなぁと
思っていた。


産後の里帰りも悩んだくらいだった。


けど、産前の
気持ちの準備不足だった私に
里帰りしたことは褒めてあげたい。




出産前日の朝に"おしるし"があって
その日はちょうど通院日。
まぁ、陣痛が始まる気配もなく帰宅。


夜になってお風呂に入ると
段々と痛みだし…
日付けを超える頃には病院に。

朝には産まれそうと言われたのに
全く産まれてくる様子のない息子。

もうずっと気が狂いそうな(狂っていた)私に
ずーっと寄り添って
腰をさすってくれたのは母だった。
朝方の陣痛のない間は
気絶する様に2人とも寝ていたと思う。


やっと、やっと産まれたのは14時59分。

主人も到着しており
立ち会いの予定だったものの
もうすでに陣痛でグチャグチャの私は
立ち会いしてほしくないと
直前のキャンセル。


…ごめんね。
気持ちの準備不足でした。


それからの初めての育児は
事前に色々と準備してくれる母に
助けてもらってばかり。
頼ってばかりの1ヶ月。


全く寝ない、小さな息子を守る事に必死な
私の小さな悩みにも一緒に悩んでくれた。


母は偉大だと
この時身に沁みた。。
何度も思ってきたけど
この時を超える事は
もう無いと思う。




里帰りから
自分の家に帰った時の
寂しさと不安ったら無かったし
母と主人の違いには愕然とした。

そりゃ違うけどさ。
もう少し、変わらないものかなと。



早く実家に帰りたかったが
途中でコロナも流行り
テレビ電話だけでしか
息子を会わせて
あげられなかった。


やっと久しぶりに会えたのは
息子も10ヶ月を迎える頃で
1歳直前。
久しぶりに会えて本当に良かった。


今では甘えっぱなしの娘ですが
これからも
甘えていこうと思う。



親になってまだ4年生で
自分勝手かもしれないけれど

親に甘えるのも
親孝行かなと思えてきた。


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