フォローしませんか?
シェア
佐久考古学会
2022年8月27日 11:10
1 場所 佐久市長土呂に所在する。周防畑遺跡群のひとつを構成する遺跡である。標高は約700mである。佐久平北部に特徴的な田切地形から沖積地へと変化するその境部分にある。2 特徴 平成27年4月に開校した佐久平浅間小学校建設に伴い、平成24年に佐久市教育委員会が発掘調査を実施した弥生時代後期の集落遺跡である。注目されるのは、28点もの土器からイネ・アワ・キビなどの穀物圧痕が確認されたことで
2022年7月31日 14:16
1 場所 小諸市八満に所在する。標高774~800m程の浅間山麓の南向きの緩やかな傾斜面に立地する。2 特徴平成4・5年に上信越自動車道建設に先立って県埋蔵文化財センターが発掘調査を行った。ここで注目されたのは、縄文後期前葉の集落である。南向き斜面を段切りして東西約25mの平坦面を造成し、カット面に張出部を設けた敷石住居跡3軒が並び、その前面には石棺墓や土坑墓群がみられた。大土木工事で造